iPhone7 Plusに搭載予定のデュアルカメラとは?

iPhone7Plus-Dual-Camera_500px出典: 9to5Mac
2016年に発売予定のiPhone7シリーズのうち、iPhone7 Plusには背面カメラが2つ並ぶデュアルカメラが搭載されると噂されています。

スポンサーリンク

デュアルカメラとは?

・ここでは、スマートフォンの背面にカメラが2つ搭載されたものを言います。デュアルレンズとも呼びます。

・iPhone7 Plusが初めて搭載(予定)するのではなく、ファーウェイのAndroidスマホ「honor6 Plus(発売済み)」「Huawei P9/P9 Plus(日本未発売)」「Honor V8(発売予定)」、LGの「LG G5(日本未発売)」がすでに搭載しています(2016年5月現在)。

・Dellのタブレット「Venue 8 Pro」にもデュアルカメラが搭載されていますが、あまり話題になっていません。

下記だと、「honor6 Plus」が35000円~49000円代のようですが(2016年5月時点)、楽天モバイルの格安SIMで契約すると29800円で買えるようです(2016年5月時点)。

デュアルカメラのメリットは?

カメラを2つ搭載すると、
・同時に撮影した2つの画像を合成して画像の解像度を上げることができます。

・人間の目と同じように2つのカメラが離れて搭載されているので(わずかな距離ですが)、撮影した画像に左右で差が生じます。
 2つのカメラの左右の差を利用して画像処理をすることにより、焦点を合わせる部分の指定や、そこを基点に背景(や前面)をぼかしたり、ぼかし具合を自由に調整することができます。
 撮影後の画像でぼかし具合を変えられるので、撮影時にぼかし具合を調整する一眼カメラを機能面では超えています。

2つのカメラを同一のものではなく、片方は望遠寄りにすれば、画像処理でズームを行うこともできます。
 iPhone7 Plusのデュアルカメラは、この構成になるとの噂です。
 また、片方で動画を撮影し、もう片方で写真を撮影することもできるとの噂です。

・「Huawei P9/P9 Plus」のカメラは、片方が1200万画素のカラーで、もう片方は1200万画素のモノクロカメラという構成です。
 モノクロカメラはRGBカラーフィルターがない分、輝度情報をカラーの3倍扱うことができます。
 このカラーとモノクロの画像を合成処理することにより、暗い部分から明るい部分までダイナミックレンジの広い画像の撮影が可能となります。
 カラーとモノクロのカメラ構成でも撮影後の画像のぼかし調整をすることができます。

・「Honor V8」は1200万画素のカメラを2つ搭載しています。「P9」と同じくカラーとモノクロの構成なのかは不明です(2016年5月現在)。

・「LG G5」は1600万画素(標準78度レンズ)と800万画素(超広角135度レンズ)のカラーカメラ2つを搭載しています。
 写真や動画の撮影中に標準と超広角とを切り替えて撮影することができます。ぼかし調整機能はないようです。

・「honor6 Plus」は800万画素の同じカラーカメラを2つ搭載しています。
 2015年6月10日に発売されたモデルで、ブログ管理人も楽天カフェで触りました。
 撮影後に焦点部分や背景のぼかし具合を変えられる機能に、カメラの技術革新を感じました。
 ただ、画像処理によるぼけ具合がやや不自然で、今後の課題かと思います。

デュアルカメラは一眼(レフ)カメラを超えるか?

ブログ管理人の見解ですが、スマホにデュアルカメラを搭載するアイデアは、非常に理にかなっていると思います。
スマホの背面形状は、普通のカメラと違って縦横の幅があり、複数カメラ(レンズ)を配置するのに適しています。
複数カメラの画像を合成する方法での高画質化は、一つ一つのカメラは小型でもよく、大きいカメラ(レンズ)を搭載できないスマホの形状にも適しています。
スマホの高性能化により、複雑な画像処理も容易にできます。

このアイデアがもっと進んで、スマホの背面に4つ9つ、それ以上にカメラを並べて、合計したカメラのCMOSセンサー面積がフルサイズ一眼カメラと同じ36mmx24mmになれば、スマホカメラの画質がフルサイズ一眼カメラと同等になって、一眼カメラがいらなくなる日が来るかもしれません。
計算すると、スマホの一つ一つのカメラの画素数が約33万画素で、スマホ背面に72個のカメラが並べばフルサイズ一眼カメラの画質が実現しそうです。

※ここでのフルサイズ一眼カメラは、2400万画素、画素ピッチ約6umを想定し、スマホのカメラは1200万画素、画素ピッチ1umを想定。
 スマホカメラの画素ピッチを6umに上げるためには、1200万画素÷36=約33万画素になると計算。
 フルサイズ一眼の2400万画素になるよう33万画素のカメラを並べると、2400万÷33万=約72個が必要。
(計算が間違っていたらすいません)

デュアルカメラでカメラの世界に技術革新を

2016年5月時点で日本で発売されているのは「honor6 Plus」のみで、発売から約1年が経ちます。
iPhone7 Plusにデュアルカメラが噂通り搭載されれば、大きな話題となって、それ以降の他の機種(特にライバルのGalaxyシリーズ)にも搭載されていくだろうと思います。

iPhoneシリーズに搭載されなければ広く普及しない現状は残念なところですが、iPhoneに搭載後は、ぜひともデュアルカメラ、それ以上の数のカメラを搭載した機種がたくさん出てきて、カメラの世界に技術革新を起こして欲しいものです。

なお、現状では明らかに画質面でスマホよりも優れているデジタル一眼(レフ)カメラの購入を検討している方は、下記の記事も参照ください。
http://attech.info/digital-slr-camera-how-to-choose/