今回は、2024年7月4日から放送が開始されたアニメ『ラーメン赤猫』の第1話に対する海外（世界）の反応を紹介します。ネタバレありです。
『ラーメン赤猫』は、アンギャマン原作の人気漫画をアニメ化した作品です。猫だけが営むラーメン店「ラーメン赤猫」で働くことになった人間の珠子と、個性豊かな猫たちとの日常を描いたお仕事物語です。ほのぼのとした雰囲気と、猫たちの可愛らしさが魅力の作品として、海外でも注目を集めています。
第1話「非公開求人／黒猫アスレチック」 あらすじ
第1話では、主人公の珠子が「ラーメン赤猫」でバイトの面接を受ける様子が描かれます。以下が主な出来事です：
・人間の珠子が、猫だけが営む「ラーメン赤猫」に面接に訪れる
・店長の文蔵から猫好きかと聞かれ、珠子は正直に「犬のほうが好き」と答える
・意外にも珠子はあっさりと採用され、猫の従業員たちと出会う
・珠子の仕事内容は、ラーメン作りではなく猫たちのお世話係だと判明する
・珠子は猫たちのブラッシングや店内の掃除を担当することになる
・猫たちとの触れ合いを通じて、珠子は徐々に仕事に馴染んでいく
海外の反応
キャラクターデザインについて
「猫たちのデザインが本当に可愛い！特にクリシュナのトラ柄が素敵だね」
「珠子の目が昔のアニメキャラクターみたいで面白い。優しそうな印象を受けた」
「文蔵の渋い感じがたまらない。猫なのに人間みたいな雰囲気があって面白い」
アニメーションの質について
「作画は特別凝っているわけではないけど、このゆるい感じがむしろ作品の雰囲気に合っていると思う」
「猫の動きがリアルで、猫を飼っている人なら思わず笑ってしまうような細かい仕草が再現されていて素晴らしい」
「文蔵の湯切りのシーンだけは異様に作画が良かった。ギャップがあって面白かった」
声優の演技について
「キャスティングが絶妙。特に津田健次郎さんの文蔵の声が想像以上にハマっていて驚いた」
「釘宮理恵さんのハナの声が可愛すぎる。あざとい猫キャラにぴったり」
「早見沙織さんのクリシュナの声が柔らかくて癒される。トラなのに意外と大人しい感じがいい」
印象的なシーン
多くの海外ファンが印象に残ったと語っているのが、珠子が初めて猫たちをブラッシングするシーンです。
「珠子が一生懸命ブラッシングしている姿と、それを気持ちよさそうに受け入れる猫たちの表情のギャップが最高だった」
「ブラッシング中の猫たちの表情が本当にリアル。うちの猫も同じ顔をするよ」
「珠子が腱鞘炎になるまでブラッシングを頑張るところに、彼女の真面目さが表れていて好感が持てた」
考察
海外ファンの間では、この作品の設定や今後の展開について様々な考察が行われています。
「猫たちが二足歩行をしているのは、珠子の視点を通して見ているからなのではないか。実際は普通の猫なのかもしれない」
「ラーメン屋という設定だけど、実際のラーメン作りはあまり描かれていない。これは人間社会の縮図を表現しているのかも」
「珠子の前職がブラック企業だったという設定から、この作品は現代の労働問題にも切り込んでいくのではないか」
まとめ
『ラーメン赤猫』の第1話は、海外ファンからも概ね好評を得ているようです。特に、個性豊かな猫たちのキャラクターデザインや、それぞれの猫の特徴を活かした声優の演技が高く評価されています。
また、ほのぼのとした雰囲気の中にも、現代社会の問題を反映させているのではないかという考察も見られ、単なる癒し系アニメではない深みを感じさせる作品として注目を集めています。
一方で、アニメーションの質については意見が分かれており、作画の質よりもストーリーや雰囲気を重視する意見が多く見られました。
今後の展開では、珠子と猫たちとの関係性の変化や、ラーメン店としての「ラーメン赤猫」の成長が描かれることへの期待が高まっています。また、各キャラクターの過去や、なぜ猫たちがラーメン店を営むことになったのかという背景にも注目が集まっています。