iPhone(iOS)とAndroidスマートフォンでいびきや寝言を録音できるアプリをいくつか試してみたところ、綺麗(?)に録音できたアプリがあったので、アプリの使い方と合わせて紹介します。
Prime Sleep Recorder
iOS(iPhoneやiPad)の「Prime Sleep Recorder」というアプリが、いびきを綺麗に録音できました。
アプリを録音状態にして寝ると、いびきや寝言、その他物音がしたときだけ音を検知して自動的に録音をします。
※無音状態では録音しないため、数秒~数分の短時間の録音データがたくさん生成されます。

いびきや寝言をアプリで録音する方法
上記「Prime Sleep Recorder」アプリでいびきや寝言を録音する方法です。
※アプリをインストールした後から解説します。
※ここでは「iPhone 7 Plus」に「Prime Sleep Recorder(バージョン 6.4.0)」をインストールしました。
1.アプリを起動すると「ホーム」画面が開き、「”Sleep Recorder”がマイクへのアクセスを求めています」とポップアップ画面に表示されるので、「OK」をタップします。
2.「”Sleep Recorder”が他社が所有するAppやWebサイトを横断してあなたを追跡する許可を求めています。」とポップアップ画面に表示されるので、ここでは「Appにトラッキングしないように要求」をタップします。
※iPhone本体の「設定」-「Sleep Recorder」-「トラッキングを許可」で設定を変えることができます。
3.「ようこそ」とポップアップ画面に表示されるので、画面右上の「×」をタップします。
4.ポップアップ画面が閉じて「ホーム」画面が表示されるので、画面真ん中の「スタート」ボタンをタップします。
5.「ライト版の制限」がポップアップ画面に表示されるので、画面右上の「×」か「モニタリングを続ける」をタップします。
※「ライト版(無料版)」では、いびきや寝言を録音したデータの最初の15件のみ再生することができます。
6.「”Sleep Recorder”は通知を送信します。よろしいですか?」とポップアップ画面に表示されるので、「許可」をタップします。
7.モニタリング(自動録音)が開始されるので、iPhoneを近くに置いて寝ます。
※寝た姿勢の口元から80cmほど離れた場所にiPhoneを置いて、十分な音量で録音されました。
※デフォルト設定状態(「遅延 15分」)では、「スタート」ボタンをタップしてから最初の15分間は録音されません。
「設定」をする
上記のデフォルト設定のままでも問題なく使えますが、いくつかの設定を変えてみます。
睡眠の録音
8.アプリの「ホーム」画面で、画面左上の「≡(サイドメニュー)」アイコンをタップして、「設定」-「睡眠の録音」とタップします。
9.「録音しています」画面が開くので、「いびきのみ録音」のトグルスイッチをタップして「オン」にします。
※「いびきのみ録音」が「オフ」だと、いびきや寝言、その他の物音も録音して、いびきの部分だけ録音データの波形がオレンジ色でわかりやすく表示されます。いびき以外の音も検知して録音されるので、「オフ」の方がいいかもしれません。
遅延
10.「設定」-「遅延」とタップして、「遅延」画面が開くので、変えたい時間をタップして「✓(チェック)」を付けます。
※「オフ」に「✓」を付けると、「スタート」ボタンをタップしてすぐにモニタリング(音を検知すると録音開始)状態になります。いびきや寝言を録音するだけでなく、普通のボイスレコーダーとしても使うことができます(「9.」の「いびきのみ録音」を「オフ」にする必要があります)(無音状態はカットされるので、なかなか便利です)。(「ライト版(無料版)」では、録音データの最初の15件のみ再生することができます)
補足・注意点
・「設定」-「購入」にある「1ヶ月 300円」「6ヶ月 650円」「永久 1450円」を購入すると、それぞれの期間、機能制限なくアプリが使えるようです(2020年11月現在)。
・当記事で紹介した「Prime Sleep Recorder」アプリ以外にも、同じ会社から「Snore Control」「Sleep Recorder Plus」「Sleep Center」というアプリと、それぞれに「Pro」が付いたアプリがあります。各アプリ(「Pro」以外)をインストールして中身をざっと見たところ、基本機能は「Prime Sleep Recorder」アプリと変わらず、いくつかのプラグインで機能が追加されたもの、といった感じでした。