シャッターを押す前に、リアルタイムにエフェクトをかけて効果を確認しながら写真が撮れるカメラアプリ「FxCamera」を紹介します。
特徴・良いところ
・「Wave」「Twirl」「Warp」、「ブライトネス」「コントラスト」「彩度」、「左右反転」「上下反転」などのエフェクトを撮影前に画面に適用して、効果を確認した上で撮影することができる。
・それぞれアイコンやスライダー、ON・OFFスイッチが独立していて、エフェクトをかける操作がしやすい。
残念なところ
・写真の解像度が「1920×984」で固定されている。
(Galaxy S5の場合)
・撮影画面が横向きで固定されていて、縦向きにできない。
・AFを合わせる箇所を選べない。画面をタッチしてもAFが動作しない。
(「PRF」メニューの「Mode」を「Slow」にしないとAF自体が作動しない?)
・「タイマー撮影」「連射撮影」等ができない。
・「位置情報」が記録できない。
使い方
1.このアプリは、以下の[アプリの権限]を要求されます(Androidバージョン6.0.1)。
2.アプリを起動すると、すぐにカメラが使えます。
画面上部の[エフェクト]等のメニューを選択し、画面下部の各スライダーを左右に動かすと、カメラの映像にリアルタイムに効果が適用されます。
その状態で画面右中央の[シャッター]アイコンをタップすると、適用したエフェクト効果がかかった写真が撮れます。
アプリの使用感
エフェクトをかける操作がしやすく、リアルタイムで効果が見られて便利です。
ただ、CPU能力を使うのか、手持ちのGalaxyS5だとスマホがかなり熱くなります(通常使いでもGalaxyS5は熱くなりますが、それ以上に熱くなります)。
また、撮影した画像の解像度を変えられず、サイズが横1920x縦984と、縦方向が通常16:9の1080よりも短いのも気になります。
通常使いではあまり使わなさそうなカメラですが、カメラに映る景色にエフェクトをかけたり、色合いを変えた状態をリアルタイムで見て調整して、他のカメラアプリで正式に写真を撮る、といった使い方ができそうです。