今回は、ダークファンタジーのおすすめマンガ5作品を紹介します。
ベルセルク
『ベルセルク』は、1989年から白泉社の月刊コミック誌『月刊アニマルハウス』にて連載を開始し、1992年に『月刊ヤングアニマル』に移籍した、三浦建太郎による日本の漫画作品です。現在も不定期連載中です。
中世ヨーロッパを舞台にしたダークファンタジー漫画で、隻眼、隻腕の剣士・ガッツが異形の怪物や使徒と戦い、自身を過酷な運命に落とした張本人であるグリフィスを追う復讐劇を描いています。
その圧倒的な画力と、戦闘シーンの臨場感、そして登場人物の深い心理描写で高い評価を得ています。また、その過激な描写から、一部の読者からは批判の声も上がっています。
ダークファンタジー漫画の代表作の一つであり、世界中で多くのファンを魅了しています。細部にわたって緻密に描き込まれた重厚な画に加え、長大な俯瞰とモブシーンの多用、主要キャラクターの内面と感情的な繋がりを表現するストーリー、壮大な世界観が特徴です。
鋼の錬金術師
『鋼の錬金術師』は、荒川弘による日本の漫画作品で、『月刊少年ガンガン』にて2001年から2010年まで連載されました。略称は『ハガレン』です。
物語は、亡くなった母に再会したいと願い人体錬成を行った兄弟、エドワードとアルフォンス・エルリックが主人公です。しかし、錬成は失敗し、エドワードは左足を、アルフォンスは全身を失います。
壮大なストーリー、魅力的なキャラクター、迫力のバトルシーンで多くのファンを魅了し、2003年と2009年にテレビアニメ化、2017年に実写映画化もされました。
呪術廻戦
「呪術廻戦」(じゅじゅつかいせん)は、週刊少年ジャンプにて2018年14号から連載中の芥見下々の漫画です。2020年10月からアニメも放送され、人気を博しています。
物語は、呪術師である虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)」の宿主となり、呪術師として仲間たちと共に呪霊や人間の悪に立ち向かう姿を描いています。
「呪術廻戦」の魅力は独特の世界観と個性的なキャラクターです。呪術師や呪物、呪霊など、独特の世界観が展開されており、読者を惹きつけます。また、虎杖、伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟など、個性豊かなキャラクターが登場し、物語に深みを与えています。
チェンソーマン
『チェンソーマン』は、藤本タツキによる日本の漫画作品です。『週刊少年ジャンプ』で2018年12月から第1部「公安編」が連載され、2022年7月から第2部「学園編」が連載中です。
物語は、悪魔を狩るプロの殺し屋「チェンソーマン」となった少年デンジの活躍を描いたダークファンタジーです。デンジは幼い頃に両親を悪魔に殺され、悪魔と魂を共有する能力を持っています。彼は悪魔と人間の共存を目指す組織「公安デビルハンター」に所属し、悪魔と戦いながら成長していきます。
チェンソーマンは、藤本タツキの独特な画風と残酷ながらも爽快なアクションシーンが特徴です。また、デンジやポチタ、パワーなどの個性豊かなキャラクターも魅力です。
進撃の巨人
「進撃の巨人」は、諫山創(いさやまはじめ)による日本の漫画で、2009年から2021年4月まで「別冊少年マガジン」で連載されました。2013年からテレビアニメ化もされました。
物語は、巨人と呼ばれる巨大な生物に人類が絶滅の危機に瀕している世界を舞台に、主人公のエレン・イェーガーとその仲間たちが巨人と戦い、自由を取り戻すために立ち上がります。
「進撃の巨人」は、圧倒的なスケールとスピード感のあるストーリー、魅力的なキャラクター、そして謎に満ちた世界観で多くのファンを魅了し、また、単なるバトル漫画に留まらず、人間の生き様や愛、希望を描いた壮大な物語です。