【Dropbox】スマホの写真や動画を自動でアップロードする方法

オンラインストレージサービスのDropbox(ドロップボックス)を使うと、スマートフォンのカメラで撮影した写真(画像)や動画(ビデオ)を、自動でDropboxにアップロードして保存することができます。

今回は、このスマホの写真や動画をDropboxに自動でアップロードする方法を紹介します。

※当記事では、iPhoneやiPad等のiOS版Dropboxアプリ(バージョン 146.2)を使用します。

 
 

スマホの写真や動画をDropboxに自動でアップロードする方法

1.Dropboxアプリを起動すると、「ホーム」画面か、前回開いていた画面が開くので、画面右下の「アカウント」をタップします。
iOS版Dropbox_ホーム

2.「アカウント」画面が開くので、「カメラアップロード」をタップします。
iOS版Dropbox_アカウント

「カメラアップロード」と「動画をアップロード」を「オン」にする

3.「カメラアップロード」画面が開くので、「カメラアップロード」のトグルスイッチを「オン」にします。
画面左上の「< アカウント」をタップします。
※写真だけでなく、動画もアップロードする場合は、「動画をアップロード」のトグルスイッチも「オン」にします。
iOS版Dropbox_カメラアップロード

4.「アカウント」画面に戻ると、「カメラアップロード」項目が「オン」に変わっています。
iOS版Dropbox_アカウント_カメラアップロード_オン

5.画面下の「ファイル」をタップして、「ファイル」画面を開くと、「カメラアップロード」フォルダが自動的に追加されています。
iOS版Dropbox_ファイル

「携帯ネットワークを使用」を「オン」にする

iPhoneが「4G/LTE」接続など、「モバイルデータ通信」接続の状態でも、Dropboxに写真を自動でアップロードさせる場合は、「携帯ネットワークを使用」を「オン」にします。

6.上記「3.」の「カメラアップロード」画面で、「携帯ネットワークを使用」のトグルスイッチを「オン」にします。
※「動画でモバイルデータ通信を使用」のトグルスイッチを「オン」にすると、「モバイルデータ通信」接続の状態で、動画も自動でアップロードされます。
iOS版Dropbox_携帯ネットワークを使用

※iPhoneやスマホが「4G/LTE」接続など、「モバイルデータ通信」接続の状態で、写真や動画をアップロードすると、契約しているデータ通信料が高額になる可能性があるため、ご注意ください。
※特に必要なければ、「携帯ネットワークを使用」のトグルスイッチは「オフ」にしておくことをおすすめします。

「バックグラウンドでのアップロード」を「オン」にする

Dropboxアプリを起動していない状態でも、写真や動画を自動でアップロードさせる場合は、「バックグラウンドでのアップロード」を「オン」にします。

7.上記「3.」の「カメラアップロード」画面で、「バックグラウンドでのアップロード」のトグルスイッチをタップします。
iOS版Dropbox_バックグラウンドでのアップロード_オン

8.「バックグラウンドでのアップロード」画面が開くので、記載内容を確認し、画面右上の「有効」をタップします。
iOS版Dropbox_バックグラウンドでのアップロード_有効

9.ポップアップ画面が開き、「”Dropbox”に位置情報の利用を許可しますか?」と表示されるので、問題なければ、「常に許可」をタップします。
※「このAppの使用中のみ許可」をタップ(選択)すると、Dropboxアプリが起動していなかったり、バックグラウンドで起動している状態では、位置情報の利用が許可されず、写真や動画が自動でアップロードされないため、実質的に「許可しない」を選択した場合と同じ挙動になります。
iOS版Dropbox_バックグラウンドでのアップロード_位置情報_許可

10.「カメラアップロード」画面に戻り、「バックグラウンドでのアップロード」のトグルスイッチが「オン」になります。
※「カメラアップロードにかかる時間を短縮 iPhoneの設定で[Appのバックグラウンド更新]をタップして有効にしてください。」との通知が届き、画面上部にバナーで表示されます。
iOS版Dropbox_バックグラウンドでのアップロード_オン

「Appのバックグラウンド更新」を「有効」にする

続けて、iPhone本体の「設定」で、「Appのバックグラウンド更新」を「有効」にします。

11.iPhoneの「ホーム」画面で、「設定」アイコンをタップします。

12.「設定」画面が開くので、画面を下方にスクロールして、「一般」をタップします。
※「設定」画面は、前回開いていた項目の画面が開くので、ここでは「設定」画面のトップから解説します。
iPhone_設定_一般

13.「一般」画面が開くので、「Appのバックグラウンド更新」をタップします。
iPhone_設定_一般_Appのバックグラウンド更新

14.「Appのバックグラウンド更新」画面が開くので、記載内容を確認し、「Appのバックグラウンド更新」をタップします。
iPhone_設定_Appのバックグラウンド更新

15.「Appのバックグラウンド更新」のオンオフ画面が開くので、「Wi-Fi」か「Wi-Fiとモバイルデータ通信」をタップして「✓(チェック)」マークを付けます。
画面左上の「< 戻る」をタップします。
※ここでは、「Wi-Fi」をタップします。
iPhone_設定_Appのバックグラウンド更新_Wi-Fi

16.「Appのバックグラウンド更新」画面に戻ると、「Appのバックグラウンド更新」項目が「Wi-Fi」に変わっています。
各「アプリ」にトグルスイッチが表示されて、それぞれ「オン」になっています。
※「Dropbox」のトグルスイッチが「オン」になっていることを確認します。
iPhone_設定_Appのバックグラウンド更新_Wi-Fi_オン

これで、Dropboxアプリが起動していない状態でも、写真や動画が自動的にアップロードされるようになります。

実際に自動でアップロードされるかどうかを試してみると?

上記の設定を行った後、実際に、iPhoneのカメラで撮影した写真や動画がDropboxに自動でアップロードされるかどうかを試してみました。
※ここでは、「Wi-Fi」接続時のみ試しました。「4G/LTE」接続などの「モバイルデータ通信」接続の状態では試していません。

・iPhoneのカメラで撮影した写真や動画、iPhoneで撮ったスクリーンショット画像、iPhoneのWebブラウザ(Safari)で表示したサイトからiPhoneにダウンロードした画像等が自動でアップロードされました。

・Dropboxアプリを起動していないか、バックグラウンドで起動しているときは、iPhoneの位置情報が変化したタイミングで、写真や動画等が自動でアップロードされました。
※iPhone(iOS)の機能制限により、「Appのバックグラウンド更新」が単独では動作せず、「位置情報」が変化したときのみ、自動でアップロードされます。

下記の操作をして、位置情報を変化させてみました。

17.iPhone本体の「設定」-「プライバシー」-「位置情報サービス」と画面を辿ります。

18.「位置情報サービス」画面で、「位置情報サービス」のトグルスイッチを、いったん「オフ」にしてから「オン」にします。
すると、「オン」にしたタイミングで、Dropboxに自動で写真や動画等がアップロードされました。
※「Dropbox」アプリの「位置情報の利用の許可」は、「常に許可」にしないと、自動でアップロードされません。
iPhone_設定_位置情報サービス_オフからオン

 
 
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