Dropboxは、テキストや画像動画など、各種ファイルをクラウド上に保存して、スマートフォン、タブレット、パソコンでファイルを共有できるオンラインストレージサービスです。
Dropboxの特徴
・無料コースの容量は2GB
・有料のDropbox Proコースは、容量1TBで1200円/月、または12000円/年
・無料コースのままでも、スマホのカメラアップロードをオンにすれば3GBの容量アップなど、容量獲得のイベントがたくさんある
・GoogleドライブやOneDriveに比べて、小容量で大量のテキストファイルの同期に適している
ブログ管理人は複数オンラインストレージサービスを使用していますが、Dropboxは1000や1万単位でテキストファイルがある場合も、パソコンのローカルフォルダとの同期が速いです。
対して、Googleドライブは、画像や動画など1ファイルの容量が大きいものの同期は速いですが、小容量で大量にあるテキストファイルなどの同期は遅いです。
テキストファイル類はDropbox、画像や動画類はGoogleドライブと使い分けると、いいかと思います。
OneDriveは、現時点(2016年4月)で、パソコンのアプリが落ちて同期をやり直さなければならないことが時々起こり(Windowsで使用しているのに)、不安定なので、ブログ管理人は使用していません
Dropboxのアカウントを取得する
Dropboxを使用するには、専用のアカウントを取得する必要があります。
パソコンのWebブラウザ、スマホアプリなど、どの端末からでも取得可能です。
ここでは、Androidスマホアプリからの登録方法を解説します。
Dropboxアプリをタップすると下記画面が開きますので、「登録」をタップします。
[Dropboxに登録]画面で「名」「姓」「メールアドレス」「パスワード」を入力します。
入力したら「アカウントを作成」をタップします。
「利用規約を表示」をタップして一読し、「同意する」をタップします。
しばらくすると、[スタートガイド]画面になります。
とりあえず、各項目の設定は飛ばし、「後で完了する」をタップします。
[パソコンでカメラアップロード]画面となり、ここも、とりあえず「後にする」をタップします。
下記画面となり、アカウントの取得は完了です。
Dropboxのセキュリティ設定を行う
Dropboxのセキュリティを高めるために、ログイン時に2段階認証を行うよう設定します。
2段階認証の設定は、WebブラウザのデスクトップモードでDropboxにアクセスする必要が有るため、パソコンから設定を行います。
まず、「Dropbox」サイトにアクセスし、右上の[ログイン]をクリックします。
Dropbox:https://www.dropbox.com/
表示された画面で、「ユーザーアカウント(メールアドレス)」と「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
ログイン後、右上の[ユーザー名]をクリックし、表示されたメニューから[設定]をクリックします。
[設定]ページに移動した後、[セキュリティ]タブをクリックします。
当記事では[テキストメッセージを使用]での設定を行います。
[テキストメッセージを使用]を選択した状態で、[次へ]をクリックします。
スマートフォンの電話番号を入力し、[次へ]をクリックします。
(入力した電話番号の端末にSMSが送られてくるので、SMSが使用できない固定電話などの番号は使えません)
入力した電話番号のスマートフォンにSMSでセキュリティコードが送られてくるので、そのコードを入力し、[次へ]をクリックします。
画面に表示される[バックアップコード]をメモ帳などに書き留めておきます。
2段階認証のSMSが送られてくるスマホを紛失した場合など、セキュリティコードがわからない際に、このバックアップコードを入力してDropboxにログインできます。
(スクリーンショットを撮ってプリントすれば、あまり手間がかかりません。テキストコピーをしてパソコンなどにテキストファイルで保存すれば一番楽ですが、セキュリティ上おすすめしません)
書き留めたら、[2段階認証を有効にする]をクリックします。
これで2段階認証が有効になりました。
※2段階認証を無効にしたい場合は、[(クリックして無効にする)]をクリックし、設定を行えば無効になります。
まとめ
アカウントを取得すれば、すぐにDropboxを使用することはできますが、セキュリティ上、2段階認証の設定はやっておいた方がいいので記述しました。
iPhoneなどiOSへのアプリインストール、パソコンにアプリをインストールしてローカルフォルダと同期させる方法は、別の記事で解説します。