スマートフォン用イヤホンは「オーディオテクニカ インナーイヤーヘッドホン ATH-C505iS」がオススメ

スマホ用のイヤホンをいろいろ買ってみて、飽きずに長く使っているのが「オーディオテクニカ スマートフォン用インナーイヤーヘッドホン ATH-C505iS」という1000円ちょっとの製品です。

 
 

買ったきっかけ

お店で見かけて安かったから、というのが直接の理由ですが、イヤホンを選ぶ基準として、外で歩きながらスマホで音楽を聴く際に、「カナル型イヤホン(密閉型)」だと、ケーブルが衣服と擦れて「ガサガサ」と音が聞こえてくるので、「インナーイヤー型イヤホン(開放型 オープン型)」のガサガサ音が聞こえてこないものがいい、というのが大前提でした。

昔は「インナーイヤー型イヤホン」が主流だったのが、いつの間にか「カナル型イヤホン」に取って代わられて、お店にも、ほぼ「カナル型イヤホン」しか売っていない状況になりました。

私も流行りに乗って、2万円ぐらいする「カナル型イヤホン」を買ってみたものの、1ヶ月ぐらいで使わなくなりました。

歩きながらのガサガサ音に耐えられなくなったのと、価格が高いイヤホンなので音は良いのでしょうが、「カナル型(密閉型)」は音の広がりが少ないというか、ふと部屋の片隅にあった安物「インナーイヤー型(開放型)」を付けてみたら、空間に音が広がるように聴こえて驚きました。

2万円も出して買った「カナル型(密閉型)」イヤホンの方が音は良いはずだと思い込み、なんとか耳の方を慣らそうと使っていたのですが、ふと付けた安物「インナーイヤー型(開放型)」の方が、一瞬で良い音(自分好みの音)に聴こえました。

それからは、「インナーイヤー型(開放型)」で価格が高いものを探し始めました。

「ATH-C505IS」にたどり着くまで

「インナーイヤー型(開放型)」で価格が高いものは、ほとんど売っておらず、ソニーは販売終了、ゼンハイザーは3000円ぐらいのもの、オーディオテクニカは5000円ぐらいのものを試しました。

ゼンハイザーのイヤホンは、やたら元気がいいというか、栓が抜けたような音で、音質はややプラスチックな響きがして、3日ほどで使わなくなりました。

オーディオテクニカのものは、逆に栓が詰まったような音で、音量を上げれば音は大きくなりますが、こちらも1週間ほどで使わなくなりました。

ほかにも何社か試しましたが、どれも続きませんでした。

そして、オーディオ製品売り場ではなく、スマホ用イヤホン売り場をうろついていたときに見かけたのが「ATH-C505IS」でした。
失敗しても価格も安いし、ということで買ってみました。

「オーディオテクニカ スマートフォン用インナーイヤーヘッドホン ATH-C505iS」の使用感

オーディオ用イヤホンとスマホ用イヤホンの違いは、スマホ用イヤホンの場合は、左右のイヤホンのほかに、ケーブルの途中にマイクが付いています。
マイクが付いている分、音が悪くなりそうだし、そもそも安いので、音質に期待はしていませんでした。

ところが、使ってみると、やや低音が強い図太い音質で、外で歩きながら聴くと、外の雑音で低音が削がれて、ちょうど良い高中低音のバランスになります。

イヤホンのケーブルを見ると、高級イヤホンたちに比べてケーブルがやや太く、「ケーブルが太いから図太い音が出るのかな?」と思えてしまいます(科学的根拠はありません)。

静かな部屋で音楽を聴くと、高音はあまり聴こえず、高音の音質も良くありませんが、ピアノの音や歌声は、良い響きで聴けます。

また、「インナーイヤー型(開放型)」なので、音の響きが良く、ガサガサ音もせず、外界の音もイヤホンをしたまま、問題なく聞こえます。

イヤホンケーブルの途中にマイクが付いているので、電話がかかってきたら、スマホを耳や口から離したままで会話もできます。

まとめ

「ATH-C505IS」は、1年以上使っています。
価格が安いので、音質(特に高音)はこんなものかと割り切り、それでも外で聴き心地が良く、飽きのこない音がするので、オススメです。

 
 
レビュー
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