Google Chrome(グーグル クローム)では、Webサイトの入力フォームに入力したユーザー名(ID)やパスワードをChromeに保存できるようにして、次回以降、それらを入力する手間を省くことができます。
今回は、このGoogle Chromeでユーザー名やパスワードを保存できるようにする方法を紹介します。
※当記事では、Windows10でChrome(バージョン 87.0.4280.66)を使用します。
ユーザー名やパスワードを保存できるようにする方法
1.Chromeを起動して、画面右上の「︙(その他)」アイコンをクリックします。
「その他」画面が開くので、「設定(S)」をクリックします。
2.「設定」画面が開くので、「自動入力」項目の「パスワード」をクリックします。
3.「パスワード」画面が開くので、「パスワードを保存できるようにする」のトグルスイッチを「オン」にします。
※「自動ログイン」のトグルスイッチを「オン」にすると、ログインも自動で行われるようになります。
これで、ユーザー名やパスワードを保存できるようになります。
Webサイトでユーザー名とパスワードを入力すると?
上記の設定をした後に、試しにTwitterのログイン画面でユーザー名とパスワードを入力してみました。
4.Twitterのログイン画面でユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。
5.Twitterにログインをした後、「パスワードを保存しますか?」画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを保存する場合は「保存」をクリックします。
これで、ユーザー名とパスワードがChrome(ログイン中のGoogleアカウント)に保存されます。
補足・注意点
・ユーザー名とパスワードは、そのChromeにログインしているGoogleアカウントに保存されるため、AndroidスマートフォンやiPhone等の他のデバイスのChrome(同じGoogleアカウントでログイン中)でも自動入力されます。
・他のデバイスとのChrome間でユーザー名とパスワードを同期する際には、デフォルト設定で「同期パスワード」は暗号化されていて、同期するデータも暗号化されているようです。
Chromeの「設定」-「同期とGoogleサービス」-「暗号化オプション」
※ただし、Chromeの「設定」-「パスワード」-「保存したパスワード」一覧にあるパスワードの「目」のアイコンをクリックして、そのデバイス(Windowsやスマホ)のログインパスワードやPINを入力、指紋認証等をすれば、保存したパスワードが見えてしまいます(WindowsのログインパスワードやPINを設定していない場合は、そのまま見えてしまうようです)。
そのため、複数人で共有するパソコンや個人使用でも心配な場合は、上記「3.」の「パスワードを保存できるようにする」を「オフ」にして、パスワードを保存できるようにしない方がよさそうです。