Googleカレンダーに新機能「ゴール」が追加されたので使ってみました。
「ゴール」機能とは?
・「ゴール」機能で「日課」を設定すると、空いている時間にその「日課」予定が自動的に作成される。
・複数の「日課」を設定可能で、それぞれが自動的に空いている時間にスケジュールされる。
空いている時間がない場合は、後日に繰り越しされる(未検証)。
・「日課」ではない通常の「予定」を後から追加すると、その時間を避けて「日課」が自動的に組み直される。
・「日課」の予定時間を手動で変更することもできる(「開始時間」と「期間」のみ。開始時間はその「日課」だけ個別に変更される。期間はそれ以降の「日課」すべてに反映される)。
「日課」の開始時間を手動で頻繁に変更するとGoogleカレンダーが学習し、その時間帯に合わせた自動スケジュールをするようになる。
・iOSとAndroidの純正「Googleカレンダー」アプリで使用することができる。
・WebブラウザのGoogleカレンダーでは使えない(2016年4月時点)。アプリで追加した「ゴール」による「日課」予定を編集削除することはできる。
「ゴール」による「日課」の設定
「Googleカレンダー」アプリを開き、右下の[+]マークをタップすると、[ゴール][リマインダー][予定]アイコンが表示されます。
※画面はAndroid版「Googleカレンダー」アプリです。
1.[ゴール]アイコンをタップします。
2.[日課を設定]画面が表示されるので、作成したい日課をタップし、選択肢を選び、画面を進めていきます。
3.最後にチェックマークをタップすると、下記画面のように「日課」予定が作成されます。
※下記は[運動][ウォーキング][毎日][1時間][指定しない]と選択。
まとめと雑感
純正「Googleカレンダー」アプリの「ゴール」機能で追加された「日課」予定が、サードパーティ製アプリではどう表示されるのか?
表示された「日課」をサードパーティ製アプリで編集すると、普通の「予定」扱いに上書きされてしまうのか?
など、動作が不明な部分もありますが、未来を感じるおもしろい機能です。
Googleカレンダーの学習機能としては、人間が手動で予定時間(開始時間)を変更すると、だんだんと学習して、その時間帯に合わせたスケジュールを組むようになるようですが、この学習機能がもっと進歩して欲しいと思います。
たとえば、食事の予定のすぐ後に「運動」日課は入れないとか、運動できる環境ではない予定の前後に運動は入れないとか。他の「Google Fit」アプリや天気予報とも連携するとか。
1日の行動を効率よくこなせる順番で、自動的にスケジュールを立ててくれるとか。
自分が立てるスケジュールから学習するだけではなく、他のユーザーで上手なスケジュールを立てている人がいたら、その学習データを反映させてスケジュールを立ててくれたりと。
また、Googleならば可能だと思いますが、「どこどこへ行く」という予定を勝手に立ててくれて、その時間にそこへ行くと、Google+で絡んでいる人と出くわすとか。
可能性を追求すると危険な一面もありますが、自分が立てるスケジュールよりもよいもの、他人の情報を知らないとできないスケジュールを立ててくれたりと、どんどん進歩して欲しい機能です。