格安SIM「BIGLOBE SIM、OCN モバイル ONE、楽天モバイル」3社の使い勝手を比較してみた


ここ数年の間に格安SIMが普及してきました。

ブログ管理人も2年ほど前に格安SIMに乗り換えました。
それまではPHSを使っていて、もう少し早く乗り換えたかったのですが、PHSは「070」番号が使われていて、「070」番号のMNPが可能になったのが2014年10月だったので、そのタイミングで乗り換えました。

PHS時代は、DDIポケット、ウィルコム、ワイモバイルと会社名が変遷していき、この不安定さが心配で、キャリアメールは使っていませんでした。
そのおかげでキャリアメールに縛られることなく、すんなりと移行できました。

格安SIMに移行後も特に問題なく、電話もネット接続もできています。
月額使用料金も安くなり、重宝しています。

当記事では、ブログ管理人が使用した格安SIM 3社の使用感をレビューします。

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BIGLOBE SIM


格安SIMを契約するにあたって、何も知らなかった自分は2ちゃんねるで調べてみました。
すると、「BIGLOBE SIMは2ch書き込み規制がされにくい」という情報を目にしました。

「大手じゃないから利用者も少なく、2ch規制もされにくいのか?」と勝手に解釈して、2chをよく使っていたブログ管理人は、そこに価値を見出して契約をしました。
(その後、調べてみると、「BIGLOBE SIM」は「グローバルIPアドレス」が利用機器に付与されるために規制されないとか。ただ、2017年1月中旬から「プライベートIPアドレス」方式に変更されたそうです)

2014年10月に「3G音声通話スタートプラン」というプランに申し込みました。
格安SIMは頻繁に料金体系が変更されていて、「BIGLOBE SIM」も現在は異なる料金体系となっています。

LTEデータ通信品質

現在も使い続けていて、特に問題ありません。
ただ、家では固定回線のWi-Fi接続をしていて、外出時はLTE接続で動画を見るといったデータ容量を食う接続はしていないので、ちまたでよく聞く「格安SIMは昼間の時間帯のデータ通信が遅い」といった検証はしていません。

Wi-Fi接続オプションが便利

「BIGLOBE SIM」を使い始めて、しばらく経ってから気付きましたが、契約当時に、とりあえず申し込んだ「BIGLOBE Wi-Fi(月額250円(税別)/プランによっては無料で1ライセンス付与)」が、なかなか役に立ちます。

「BIGLOBE Wi-Fi」は、「BBモバイルポイント」「DoSPOT」「SECURED Wi-Fi」と提携していて、セブンイレブンやスターバックス等のコンビニやカフェ、全国の主要な駅や空港、商業施設などでWi-Fi接続できます。
接続はスマホ端末のMACアドレスを登録して専用アプリで繋ぐという仕組みで、セキュリティも保たれます。

Wi-Fiスポットが近付くと、アプリが自動的にWi-Fi接続に切り替えます。
このWi-Fi接続時はLTE接続のデータ容量を消費しないので、使い方によってはデータ容量の少ないプランの契約で事足ります。

また、都内の大きな施設ではWi-Fiがつながる場所が多いようで、イベントに出かけた祭など、かなり便利です。
東京ビッグサイト東館内でもWi-Fiに繋がりました(西館は未検証)。

通話品質

普通に電話できて、特に問題ありません。

格安SIMの音声通話は従量制課金が標準サービスとなっていて、どの会社も通常30秒20円かかります。
「BIGLOBE SIM」の場合、「BIGLOBE でんわ」というスマホの専用アプリから電話をかけると、30秒10円と半額になります。

「BIGLOBE でんわ」アプリから電話をかけると、入力した相手の電話番号「090-~等」の前に自動的に番号が追加されて(プレフィックス番号)、通常とは別の経通信経路に変わって、料金を安くできるそうです。
経路は変わっても通常の電話回線を使うため、音質も通常の電話と変わらず、高品質です。
(BIGLOBE以外にも、プレフィックス番号を付けて通話料金が安くなる格安SIM会社が、いくつかあります)

また、BIGLOBEには、このプレフィックス番号を利用した「3分かけ放題」オプション(月額650円税別)があります。
自分は使用していませんが、電話回線を利用しているので普通の電話と同じ品質で、3分までかけ放題となります。3分を超過した分は、30秒10円となります。
(「楽天モバイル」には、同様の仕組みで「5分かけ放題」オプションがあり、「OCNモバイル ONE」にも同様に「10分かけ放題」オプションがあります)

「電話と同じ通話品質」ということを強調しますが、他社にはIP電話を利用したものもあり、自分が使ってみたところ、会話の遅延がひどくて音量も小さかったりと、場所によるのかもしれませんが、ほとんど使い物になりませんでした。

1回の通話で3分を越えないようにするために、Androidスマホだと「通話時間タイマー」というアプリで時間を設定して、自動的に通話を切断させることができます。

通話時間タイマー(かけ放題プランの通話時間の監視等に)
GooglePlay

エンタメフリー・オプションがすごい

「BIGLOBE SIM」には、特定のサイトにアクセスした際に、通信容量をカウントせず、無制限に使える「エンタメフリー・オプション(音声通話SIM利用 月額480円(税別))/データSIM利用 月額980円(税別)」というものがあります。

「エンタメ」と名が付くように、下記の動画サイトや音楽配信サイトが対象です(2017年2月16日時点)。
YouTube
Google Play Music
Apple Music
AbemaTV
Spotify

データ容量を大量に使用する動画サイト等が対象なので、うまく利用すれば、かなり便利なのではないでしょうか。
※オプション加入条件として、「6GB以上のプラン(シェアSIMを含む) 」という条件が付きます。
6GBプラン:データ通信のみ 1450円/データ通信SMS付き 1570円/音声通話 2150円(各税別))

カウントフリーといえば、「LINEモバイル」で話題になりました。
こちらは、プランによって、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICがカウントフリーになります。

「BIGLOBE SIM」の方がデータ容量を食う動画関係サイトでカウントフリーになるのでお得だと思いますが、「LINEモバイル」よりも知名度が低いためか、いまいち話題になっていない気がします。

OCN モバイル ONE


格安SIM用のスマホ端末は、アマゾンで白ロムを買いました。

上記の「BIGLOBE SIM」用に「Galaxy NOTE3」を買って使っていたところ、スマホ端末の使い勝手がよかったので、もう1台やや小さい「Galaxy S5」が欲しくなって購入しました。

格安SIMは、別途「OCN モバイル ONE」を新規の電話番号で契約をしました。

LTEデータ通信品質

OCNモバイルの特徴として、「160MB/日コース」「220MB/日コース」といった1日に使えるデータ容量に上限が付くコースがあります(速度は最大262.5Mbpsと、LTEの速度が出ます)。
自分が契約した当時は「110MB/日コース」でしたが、現在は50MB/日増量されたようです。

1日160MBだと×30日=4.8GBとなり、「4GB/月コース」よりもデータ容量が多くて料金は200円安くなっています。
この1日単位で上限を超えると速度制限がかかるという方式が、使ってみると意外に便利でした。

自分は家では固定回線にWi-Fi接続するので、外ではあまりデータ容量を使わないというのもありますが、1日160MB(当時は110MB)はちょうどいいぐらいの容量で、この上限を越えて速度制限がかかっても200kbpsは使えるので問題ありませんでした。
翌日になれば制限が解除されて、再び上限容量まではLTEの速度で使用できます。
翌日まで待てばLTE速度に戻るという制限期間の短さが、心理的には快適です。

また、500kbpsで16GB/月使える「500kbpsコース」というものがあります。
速度制限がかかったときの200kbpsの2.5倍の速度で月16GBを安く使えます。1日単位数日単位の速度制限はありません。

この「500kbpsコース」も使って見たところ、LTEに比べれば、かなり遅いですが、1日数日単位の上限を気にしなくてよくなる分、便利です。
動画等を見ない環境で月16GBあれば、使い切ることは、ほぼありません。

通話品質

普通に電話できて、特に問題ありません。

OCNモバイルにも「10分かけ放題(月額850円税別)」オプションサービスがあり、プレフィックス番号を付加する方式で電話回線を使うので、通話品質も問題ないようです。

もう一つ、OCNには「050 plus」というIP回線を使う電話サービスがあります。
普通の電話よりも安く(携帯電話へは1分/17.28円 固定電話へは3分/8.64円)電話ができます。

ただ、このIP電話が、「BIGLOBE SIM」の項でも書きましたが、通話の遅延がひどくて音量も小さかったりと、使い物になりませんでした。

楽天モバイル


2016年3月ごろ、電話かけ放題サービスを使いたくなり、「OCNモバイル ONE」から「楽天モバイル」に乗り換えました。

当時は「OCNモバイル ONE」にも「BIGLOBE SIM」にも「~分かけ放題」オプションがありませんでした。
(「OCNモバイル ONE」の「5分かけ放題」オプションは2016年8月開始。「BIGLOBE SIM」の「3分かけ放題」オプションは2016年10月開始)

LTEデータ通信品質

「楽天モバイル」のデータ通信は特に重視せず、普通に使えればいいやと「3.1GBプラン」の通話SIMを申し込み、データ通信も問題なく使えました。

現在は、一番安い「ベーシックプラン」に変更して使っています。
この「ベーシックプラン」はデータ通信容量が0で、常に速度制限がかかった状態と同じ200kbpsでのデータ通信接続となります。
200kbpsでも2chやメールの送受信はほぼ波普通にできるので、問題なく使っています(Webブラウザでのサイト閲覧は重いです)。

ただ、「ベーシックプラン」はやはり重いからと他のプランに変更しても、翌月からの適用となるために当月は遅いままです。
「ベーシックプラン」を選択する際は、注意が必要です。

通話品質

楽天モバイルも、専用の「楽天でんわ」アプリを使うと、プレフィックス番号が自動付加されて、30秒10円で電話がかけられます。

そして、同様のプレフィックス番号付加方式を使った「楽天でんわ5分かけ放題」オプション(月額850円税別)があります。5分を超過した分は、30秒10円となります。
通常の電話回線を使った通話なので、特に問題なく、普通に電話できました。

Androidスマホだと「通話時間タイマー」というアプリで時間を設定して、自動的に通話を切断させることができます。

ただ、「楽天モバイル」のかけ放題オプションは、「楽天でんわ」という「楽天モバイル」とは別のサイトで登録設定を行う方式となっており、少しわかりづらいです。
通話料の請求も、「かけ放題」オプション料や通話料は「楽天モバイル」ではなく、「楽天でんわ」(提供会社:楽天株式会社)からの請求となります。

もう一つ、「家族間無料通話」や「同じ携帯電話事業者の人への無料通話」が、「楽天でんわ」アプリでプレフィックス番号が付加されると無効になって、通話料が有料になってしまうようです。

だたこれは、「無料通話リスト」への登録や「発進時長押し」で解決できるそうです。

楽天市場のポイント+1倍

「楽天モバイル」は、通話SIMを契約すると、契約期間中、楽天市場の全商品がいつでもポイント+1倍になるようです。

また、「楽天モバイル」の月額利用料支払いや端末購入費用に、楽天スーパーポイントが使えるとのことです。

まとめ

この3社の特徴を比較すると、YouTube等の一部動画サイトや音楽配信サイトがデータ容量カウントフリーになる「エンタメ・フリー」プランがある「BIGLOBE SIM」、1日単位のデータ使用量プランがある「OCN モバイル ONE」、「5分かけ放題」や楽天市場での特典がある「楽天モバイル」といったところでしょうか。

「~分かけ放題」オプションは、現在では3社ともに用意されていて、どれも電話回線を利用したものなので、問題なく使えそうです。

外出時には、Wi-Fiスポットへの接続サービスが意外に便利で、ブログ管理人は「BIGLOBE SIM」でしか使ったことがありませんが、他の2社も、それぞれ充実しているようです。

また、契約申し込み時のことを思い出すと、大手の「OCN モバイル ONE」と「楽天モバイル」は、SIMが届くまでに約1週間かかりました。
「BIGLOBE SIM」は、3日ほどで届きました。

各社であまり差がない格安SIMを選ぶ基準として、実際にどれぐらいのデータ通信速度が出るのかが気になるところです。
どうやら総務省が、事業者に2017年度にも通信速度の開示を求めるようです。

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