Minecraft(マインクラフト)は、ブロックを使って自由に世界を作り出すことができるサンドボックスゲームです。このゲームでは、さまざまなアイテムを使って冒険や建築を楽しむことができます。しかし、アイテムを入手するには、通常は探索や採掘などの作業が必要です。そこで、便利な機能として「give」コマンドがあります。このコマンドを使えば、自分や他のプレイヤーに任意のアイテムを与えることができます。また、通常では入手できない特殊なアイテムを作ることもできます。
今回は、この「give」コマンドを使って特殊なアイテムを入手する方法を紹介します。
「give」コマンドの基本
「give」コマンドは、チートモードが有効になっている場合に使用できます。チートモードを有効にするには、ワールドの作成時や設定画面で「チートを許可する」にチェックを入れます。チートモードが有効になっていると、ゲーム内でチャットウィンドウを開いてコマンドを入力することができます。チャットウィンドウを開くには、WindowsやMacでは「T」キー、Xboxでは「Dパッドの右」、PlayStationでは「Dパッドの下」、Nintendo Switchでは「右スティックの押し込み」、iOSやAndroidでは「チャットボタン」を押します。
「give」コマンドの基本的な書式は以下のとおりです。
give <プレイヤー名> <アイテム名> [個数] [データ値] [データタグ]
ここで、<プレイヤー名>は、アイテムを与える対象のプレイヤーの名前を指定します。自分にアイテムを与える場合は、「@p」や「@s」を使うこともできます。<アイテム名>は、与えるアイテムの名前を指定します。アイテムの名前は、英語で書く必要があります。例えば、ダイヤモンドの剣は「diamond_sword」と書きます。[個数]は、与えるアイテムの個数を指定します。省略すると、デフォルトで1個になります。[データ値]は、アイテムの特殊な状態を指定します。例えば、色付きの羊毛は、データ値で色を指定できます。[データタグ]は、アイテムに付加する詳細な情報を指定します。例えば、エンチャントやカスタム名などを指定できます。
例えば、自分に64個の赤い羊毛を与えるには、以下のように入力します。
give @s wool 64 14
他のプレイヤーにエンチャントされたダイヤモンドの剣を与えるには、以下のように入力します。
give Steve diamond_sword 1 0 {ench:[{id:16,lvl:5},{id:20,lvl:2}],display:{Name:"\"スティーブの剣\""}}
「give」コマンドの応用
「give」コマンドを使えば、通常では入手できないアイテムや特殊な効果を持つアイテムを作ることもできます。例えば、以下のようなことができます。
- コマンドブロックやバリアなどの特殊なブロックを入手する。
- 耐久値が無限になったアイテムや、消費しないポーションを作る。
- 爆発する矢や、飛ぶ羊などのカスタムエンティティを作る。
- 隠し要素やイースターエッグを発見する。
これらのことを実現するには、アイテム名やデータ値やデータタグに特殊な値を入力する必要があります。詳しい方法は、以下のサイトを参考にしてください。
まとめ
「give」コマンドは、チートモードが有効になっている場合に、自分や他のプレイヤーに任意のアイテムを与えることができる便利な機能です。アイテムの名前や個数やデータ値やデータタグを指定することで、さまざまなアイテムを作ることができます。また、特殊な値を入力することで、通常では入手できないアイテムや特殊な効果を持つアイテムを作ることもできます。