アクセシビリティ設定とは、ゲームの操作や表示をカスタマイズできる機能のことです。
Minecraft(マインクラフト)は誰でも楽しめるゲームですが、アクセシビリティ(Accessibility)設定を活用することで、さらに快適にプレイできるようになります。
今回は、このアクセシビリティ設定の種類と使い方を紹介します。
アクセシビリティ設定のメニュー
Minecraftのアクセシビリティ設定は、ほとんどのエディションでゲームを開いて設定を選択することでアクセスできます。Java版では、メインメニューのアクセシビリティメニューアイコンをクリックするか、タブを選択することでアクセスできます。アクセシビリティ設定のメニューには、以下のようなオプションがあります。
・アクセス可能なメニューナビゲーションとナレーション:キーボード、タッチ操作、コントローラーツールでのナビゲーションの設定や、プレイ中の音声ナレーションの設定ができます。
・音声読み上げ機能:ゲーム内でディクテーションツール(音声を文字に変換するツール)を使用して音声でコミュニケーションを取れるオプションを設定できます。
・チャットテキストの書式設定:チャットを使用したいプレーヤーのために、テキストの表示方法(サイズ、色など)を通じて、アクセス可能なオプションを作成できます。
・調整可能なオーディオチャネル:ゲームの音声出力調整をカスタマイズしたいプレーヤーや学習者向けの機能です。
・更新された鉱石テクスチャ:鉱石のテクスチャを変更することで色の識別が困難なプレーヤーが鉱石をより簡単に視認できるようにするオプションです。
エディションごとのアクセシビリティ設定
Minecraftには、Java版、Bedrock版(統合版)、Education版(教育版)など、さまざまなエディションがあります。それぞれのエディションには、共通のアクセシビリティ設定のほかに、独自のアクセシビリティ設定があります。ここでは、それぞれのエディションで利用できるアクセシビリティ設定の一部を紹介します。
Java版
Java版には、以下のようなアクセシビリティ設定があります。
・ダッシュとスニークの切り替え:ダッシュやスニークをトグル式にすることで、キーを押し続ける必要がなくなります。
・キャプション:ゲーム内の音をテキストで表示することで、聴覚障害のあるプレーヤーや音を消しているプレーヤーにもゲームの状況を伝えます。
Bedrock版
Bedrock版(統合版)には、以下のようなアクセシビリティ設定があります。
・新しい実績画面:コントラストやフォントサイズ、ナレーションのオプションやナビゲーションツールで様々な方法でプレイできます。
・チャットホイール:チャットホイールを使用することで、キーボードや音声入力が使えないプレーヤーでも、事前に設定したメッセージを送ることができます。
Education版
Education版(教育版)には、以下のようなアクセシビリティ設定があります。
・イマーシブリーダー:イマーシブリーダーを使用することで、テキストを読み上げたり、フォントや色を変更したり、単語の意味を調べたりすることができます。
・シングルサインオン:シングルサインオンを使用することで、一度のログインでMinecraftとOffice 365の両方にアクセスできます。
まとめ
Minecraftのアクセシビリティ設定は、ゲームの操作や表示をカスタマイズできる機能です。アクセシビリティ設定を活用することで、さまざまなニーズや環境に合わせて、Minecraftを快適にプレイできるようになります。