2016年5月11日(水)、キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX620 HS」と「IXY 650」の2機種を2016年5月下旬に発売すると発表しました。
追記:
「PowerShot SX620 HS」と「IXY 650」共に、2016年5月26日(木)に発売予定です。
主な特長
・両機種とも有効画素数約2020万画素の高感度CMOSセンサーを採用。
・「PowerShot SX620 HS」は、広角25mmから望遠625mm相当(35mm換算)の光学25倍ズームレンズを搭載。従来機種に比べてズーム倍率が18倍から25倍へと向上。
・「IXY 650」は、広角25mmから望遠300mm相当(35mm換算)の光学12倍ズームレンズを搭載。さらに「プログレッシブファインズーム」(デジタルズーム)により、光学ズーム倍率の約2倍にあたる約24倍まで高い解像度を維持したままの撮影が可能。
・共に映像エンジンDIGIC 4+(プラス)との組み合せにより、高精細で美しい写真が撮影可能。
・共に有効画素数2020万画素、1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)を搭載。ISO感度80~3200での撮影が可能。
ソース:キヤノン ニュースリリース
製品情報:PowerShot SX620 HS IXY 650
まとめ
センサーサイズが1/2.3型で画素数2010万画素だと画素ピッチは約1.2μmなので、iPhone 6s/6s Plusの1200万画素カメラの画素ピッチ1.22μmとほぼ同じ値です。
「PowerShot SX620 HS」「IXY 650」はカメラ専用機で、光学ズームができて、画素数も2010万画素と優位性がありますが、素の画質といいますか、画素ピッチがほぼ同じなので、iPhone 6s/6s Plusで事足りるような気もします。
iPhone 7 Plusにデュアルカメラが搭載されて、画像処理でズームもできるようになったら、コンパクトデジカメ市場はますます縮小するのではないでしょうか。