OneDriveを使ってスマホの画像や動画をパソコンに保存する方法


当記事では、MicrosoftのオンラインストレージサービスであるOneDrive(ワンドライブ)を使って、スマートフォンやタブレットに保存した画像や動画をパソコンのHDDやSSDにバックアップする方法を紹介します。

スマホやiPhoneの「OneDrive」アプリは、端末のカメラで撮影した写真と動画だけでなく、スクリーンショットやWebブラウザ等でダウンロードしたものも含めて、端末内のすべての画像と動画をバックアップしてくれるので、「Googleフォト」アプリと同じく、スマホ内の画像と動画をパソコンに移して保存する手段として使うことができます。

※当記事では、Windows10パソコンを使って作業を行います。

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OneDriveの設定

まずは、スマホ、パソコンの各端末でOneDriveアプリの設定を行います。

Androidアプリの設定

Google Play ストアから「OneDrive」アプリをインストールし、アプリを開いて「Microsoftアカウント」でログイン済みのところから解説します。

1.アプリを開いたら、[自分]タブが開いていることを確認し、[設定]をタップします。
OneDrive_自分

2.[設定]画面が開くので、[カメラ アップロード]をタップします。
OneDrive_自分_設定

3.[カメラ アップロード]画面が開くので、[カメラ アップロード]のトグルスイッチを「ON」にします。
[オプション]項目が表示されるので、[追加のフォルダー]をタップします。
OneDrive_自分_設定_カメラアップロード

4.[追加のフォルダー]画面が開くので、クラウド上のOneDriveにバックアップしたいフォルダのトグルスイッチを「オン」にします。
※カメラやツイッター等のアプリごとに画像や動画を保存するフォルダが異なります。アプリが新しいフォルダを作成すると、[追加のフォルダー]画面に、そのフォルダ名が追加されます。
追加されたフォルダーのトグルスイッチは自動で「オン」にはならないので、バックアップ対象に含める場合は、その都度、手動で「オン」にする必要があります。
OneDrive_自分_設定_カメラアップロード_追加のフォルダー

iOSアプリの設定

App Storeから「OneDrive」アプリをインストールし、アプリを開いて「Microsoftアカウント」でログイン済みのところから解説します。
※2017年12月現在、ブログ管理人はiPhoneを持っておらず、iPadしか手元にないため、解説画像はiPadのものを使用します。

1.アプリを開いたら、[自分]タブを開きます。
[設定]をタップすると[設定]画面が開くので、[カメラのアップロード]をタップします。
iPad_OneDrive_自分_設定

2.[カメラのアップロード]画面が開くので、[カメラのアップロード]のトグルスイッチを「ON」にします。
[”OneDrive”が写真へのアクセスを求めています]とポップアップ画面に表示されるので、[OK]をタップします。
iPad_OneDrive_自分_設定_カメラのアップロード

3.続けて[バックグラウンドでのアップロード]のトグルスイッチを「ON」にします。
※この際、[バックグラウンドでのアップロード]や[OneDriveが位置情報を使うのを許可するには:]とポップアップ画面に表示されます。[有効にする]や[完了]をタップして、ポップアップ画面を閉じます。
バックグラウンドでのアップロード

OneDriveが位置情報を使うのを許可するには

4.OneDriveアプリを閉じて、iPhoneやiPadの[ホーム]画面から[設定]をタップします。
[設定]のメニュー画面を下方にスライドして、[OneDrive]をタップします。
[OneDrive]の設定画面が開くので、[ONEDRIVEにアクセスを許可]項目の[位置情報]を[常に許可]、[APPのバックグラウンド更新]のトグルスイッチを「ON」にします。
※バックグラウンドでのアップロードが必要なければ、それぞれ[許可しない]、トグルスイッチを「OFF」でも構いません。
iOS_ONEDRIVEにアクセスを許可

5.iOSアプリには、バックアップするフォルダの指定項目はないので、下記画像のように、[カメラのアップロード]、[バックグラウンドでのアップロード]のトグルスイッチが「ON」になっていれば、設定は完了です。
※ここでは[モバイルネットワークを使う]は「OFF」、[動画を含む]は「ON」に設定しています。必要に応じて設定を変更してください。
iPad_OneDrive_自分_設定_カメラのアップロード

パソコンアプリの設定

OneDriveのサイトから「OneDrive」アプリをインストールしたところから解説します。
※Windows10の場合は、「既にインストール済みです」と表示されます。

1.Windows画面右下のタスクトレイにあるOneDriveアイコンをマウスで右クリックします。
表示される項目一覧から[設定]をクリックします。
[Microsoft OneDrive]画面が開くので、[アカウント]タブを開き[アカウントを追加(A)]をクリックします。
OneDrive_アカウントを追加

2.[OneDriveを設定]画面が開くので、AndroidアプリやiOSアプリでログインした「Microsoftアカウント(メールアドレス)」を入力して、[サインイン]をクリックします。
OneDriveを設定

3.[パスワードの入力]画面が開くので、「パスワード」を入力して、[サインイン]をクリックします。
OneDriveを設定_パスワードの入力

4.[OneDrive フォルダーです]画面が開くので、[場所の変更]をクリックします。
OneDriveフォルダーです_場所の変更

5.[OneDriveの場所の選択]画面が開くので、「OneDrive」と同期させるローカルフォルダを選択します。
※ここでは「U:\OneDrive」(外付けHDD)を選択しました。
※初期状態では「C:~」のようにパソコンの内蔵ドライブが選択されていますが、OneDriveに限らず、大量のデータを保存する場合は、外付けドライブを使用することをおすすめします。
「OneDrive フォルダーです]画面に戻るので、[場所の変更]が完了したことを確認し、[次へ]をクリックします。
OneDriveフォルダーです_場所の変更2

6.[Office 365 Solo と OneDrive のプレミアム機能]画面が開くので、[後で]をクリックします。
Office365SoloとOneDriveのプレミアム機能

7.[OneDrive へようこそ]画面が開くので、[>]マークをクリックして画面を進めていきます。
OneDriveへようこそ

8.最後に[準備が整いました。]画面が開くので、[OneDrive フォルダーを開く]をクリックします。
OneDrive_準備が整いました

9.「5.」で選択したローカルフォルダが開き、クラウド上のOneDriveとファイルの同期が開始されます。

10.「1.」と同様にして、[Microsoft OneDrive]画面を開きます。
[設定]タブを開き、[容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロード]のチェックを外します。
MicrosoftOneDrive_設定タブ

[ファイルのオンデマンドを無効にする]画面が開くので、[OK]をクリックします。
OneDrive_ファイルのオンデマンドを無効にする

11.[Microsoft OneDrive]画面の[設定]タブに戻るので、[容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロード]のチェックが外れていることを確認し、[OK]をクリックします。
MicrosoftOneDrive_設定タブ2

「OneDrive」でバックアップを行う実際の運用方法

ここまでの設定で、OneDriveアプリを設定したスマホやiPhoneにある画像と動画が、OneDriveと同期設定をしたパソコンのローカルドライブに同期されます。

これで、スマホにある画像と動画をパソコンに移す(コピー)ことはできたのですが、しかし、「OneDrive」の無料コースで保存できるファイルの容量は5GBまでなので、5GBを使い切ってしまったら、クラウド上のOneDriveからファイルを削除する必要があります。

ところが、クラウド上のOneDriveからパソコンのローカルドライブへのファイルコピーは「同期」であって「バックアップ」ではないため、クラウド上のOneDriveから画像や動画ファイルを削除すると、同期しているパソコンのローカルドライブ上からもファイルが消えてしまいます。
※スマホからクラウド上のOneDriveへのアップロードは「バックアップ」であるため、クラウド上のOneDriveから画像や動画ファイルを削除しても、スマホ上のファイルは消えません。また、OneDriveへバックアップ済みの画像と動画ファイルは、スマホ上からファイルを削除しても、クラウド上のOneDriveにあるファイルは消えません。

これを防ぐために、「OneDrive」と同期しているパソコンのローカルフォルダとは別に、もう1つローカルフォルダを作り、そこにファイルを二重にコピー(バックアップ)します。
このコピー作業を手動でやると、ファイル数が増えてきたときに面倒なので、フリーソフト等を使います。

「BunBackup」というソフトがおすすめです。
BunBackup:http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se288018.html
時間や頻度を設定すれば、定期的に自動でバックアップを行います。
2回目以降は、すでにコピー済みのファイルは飛ばし、新たなファイルのみをコピーします(差分コピー)。

※「BunBackup」を使用する際、コピー元フォルダのファイルを削除したときに、通常のバックアップならば、コピー先フォルダのファイルは削除されませんが、「ミラーリングする」にチェックを入れると、コピー元フォルダに合わせて、コピー先フォルダ内のファイルも削除されてしまうので、ご注意ください。
今回の「OneDrive」バックアップ用途では、絶対に「ミラーリングする」にはチェックを入れないでください。

このように二重にコピー(バックアップ)をしておいて、OneDrive無料コースの容量5GBを使い切ったら、クラウド上のOneDriveにある画像と動画ファイルをすべて削除します(「同期」しているパソコンのローカルドライブにあるファイルを削除すれば、クラウド上のOneDriveからもファイルが削除されます)。
OneDriveの容量5GBが空くので、再びスマホ等からの画像と動画のバックアップが可能となります。
OneDriveの容量を使い切るたびに、この作業を繰り返します。
パソコン上の二重にバックアップしている先のフォルダからはファイルは消えないため、ローカルドライブの空き容量がある限りは、画像と動画ファイルがバックアップされ続けていきます。

まとめ

このように、「OneDrive」を使うことにより、スマホやタブレットの画像と動画をパソコンのローカルドライブ(HDDやSSD)に無料でバックアップすることができます。

※「Googleフォト」を使って、同様にバックアップをすることもできます。「Googleフォトを使ってスマホの画像や動画をパソコンに保存する方法」は、下記の記事を参照ください。

当記事では、Googleフォトを使ってスマートフォンやタブレットに保存した画像や動画をパソコンのHDDやSSDにバックアップする方法を紹介します。
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