今回は、2024年夏アニメ『小市民シリーズ』の第1話「羊の着ぐるみ」に対する海外の反応を紹介します。ネタバレありですのでご注意ください。米澤穂信原作の人気ミステリ小説がついにアニメ化され、注目を集めています。平穏な小市民を目指す高校生たちの日常に、不可解な事件が巻き起こる展開に、海外ファンたちはどのような反応を示したのでしょうか。
第1話「羊の着ぐるみ」 あらすじ
・小鳩常悟朗と小佐内ゆきは、平穏な小市民を目指して高校に入学する
・小佐内がいちごタルトを買いに行こうと小鳩を誘う
・校内でポシェットが盗まれる事件が発生し、小鳩が捜索に巻き込まれる
・小鳩は犯人の行動を再現するため、自ら犯人役を演じる
・事件の真相は、男子生徒がラブレターを渡そうとした複雑な計画だった
・小鳩と小佐内は、互いの関係に普通のラベルを付けることを避けている
海外の反応
キャラクターの個性について
「小鳩と小佐内のキャラクターが少し無機質に感じるね。でも、それが意図的なのかもしれない。他の人々から感情的に切り離されているような印象を受けるよ」
「主人公たちの対話が不自然に感じるけど、それには理由があるんじゃないかな。後々明らかになるのかも」
「小鳩の推理力と小佐内の洞察力のコンビネーションが面白い。でも、なぜ彼らが’小市民’を目指しているのか、もっと掘り下げて欲しいな」
ミステリー要素について
「ポシェット盗難事件のトリックは意外性があって楽しめた。高校生らしい複雑な恋愛心理が絡んでいるのがいいね」
「小鳩が犯人の行動を再現するシーンは興味深かった。でも、もう少しスリリングな展開があってもいいかな」
「氷菓ファンとしては、ミステリーの要素がもう少し濃くても良かったかな。でも、日常系とミステリーのバランスは悪くないと思う」
アニメーションの質について
「作画のクオリティが高くて驚いた。特にスイーツのシーンは本当に美味しそう！」
「キャラクターデザインは原作のイメージを上手く再現していると思う。特に小佐内の表情の変化が素晴らしい」
「背景の細かい描写が素晴らしいね。学校の雰囲気がよく伝わってくる。ただ、全体的に色使いが地味すぎる気がする」
印象的なシーン
「いちごタルトを買いに行くシーンが印象的だった。小佐内の甘いものへの執着が可愛いね」
「小鳩が犯人役を演じるシーンは面白かった。彼の推理力と演技力の高さが伺えるね」
「エンディングのスイーツパレードは目を奪われた。あんなに美味しそうなデザートを見たら、誰だって食べたくなるよ」
考察
「小鳩と小佐内が’小市民’を目指す理由には、過去のトラウマが関係しているんじゃないかな。今後の展開で明らかになりそう」
「二人の’互恵関係’という言葉が気になる。普通の友情や恋愛関係とは違う、何か特別な約束があるのかもしれない」
「小鳩の推理力と小佐内の行動力が、今後どのように事件解決に活かされていくのか楽しみだ。でも、彼らが望む’平穏な日々’とは相反するものになりそうだね」
まとめ
『小市民シリーズ』の第1話は、海外ファンの間で概ね好評を博しました。キャラクターの独特な個性や、日常とミステリーが絶妙に融合したストーリー展開が高く評価されています。一方で、キャラクターの対話の不自然さや、ミステリー要素の薄さを指摘する声もありました。
多くのファンが、主人公たちが「小市民」を目指す理由や、彼らの過去に強い興味を示しています。また、アニメーションの質、特にスイーツの描写に関しては絶賛の声が多く聞かれました。
今後のエピソードでは、キャラクターの背景や関係性がより深く掘り下げられることが期待されています。同時に、ミステリー要素がさらに強化され、より複雑で興味深い事件が描かれることを望む声も多くありました。
第1話は、原作ファンと新規視聴者の両方を満足させる導入となり、今後の展開に大きな期待が寄せられています。「小市民」を目指しながらも、次々と事件に巻き込まれていく主人公たちの姿に、多くの視聴者が魅了されたようです。