【推しの子】「推し」と「芸能界」について【考察】

今回は、『【推しの子】』で描かれるテーマのうち、「推し」と「芸能界」について考察してみたいと思います。
※ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 
 

「推し」について

「推しの子」の意味については、赤坂アカ先生が「1巻を読めばわかるんだけど“推しの子”には2つの意味があって、1つ目が「好きなアイドルを推す」という意味で、2つ目が「推しているアイドルの子ども」という意味」と言われています。

赤坂先生のお話とは別に「推し」について考察してみると、推しとは、赤坂先生が1つ目で言っているとおり、アイドルファンなどの間で「応援している人」の意味で使われる言葉です。この作品では、主人公のアクアが自分の妹であるルビーを推すことで彼女の幸せを願う一方で、自分の感情や立場に葛藤する様子が描かれます。また、ルビーも自分を推してくれるファンや仲間に対して感謝や愛情を抱くと同時にプレッシャーや責任感を感じることがあります。さらに、他の登場人物もそれぞれに自分の推しを持ち、その推しとの関係や距離感に悩んだり喜んだりすることがあります。

このように、「推し」という言葉は単なるファンタジーではなく、現実的な感情や関係性を表す言葉でもあります。この作品では、「推し」という言葉を通して、人間が他者に対して抱くさまざまな感情や関係性を深く探求しています。その中で、「推し」は自分だけのものではなく、他者と共有するものでもあることや、「推し」は自分から与えるものではなく、相手から受け取るものでもあることなどが示唆されています。

「芸能界」について

「芸能界」については、【推しの子】では「芸能界」の華やかな世界とシビアな世界の両面が描かれます。芸能界は夢や希望を与える場所であり、多くの人々が憧れや尊敬を抱く場所でもあります。しかし同時に、芸能界は競争やしがらみが厳しい場所であり、多くの人々が批判や中傷を浴びる場所でもあります。この作品では、芸能界に関わる人々が、その両面に直面しながら、自分の夢や目標を追い求める様子が描かれます。

このように、「芸能界」という言葉は単なる舞台ではなく、現実的な社会を表す言葉でもあります。この作品では、「芸能界」という言葉を通して、人間が社会に対して抱くさまざまな感情や関係性を深く探求しています。その中で、「芸能界」は自分だけのものではなく、他者と共有するものでもあることや、「芸能界」は自分から選ぶものではなく、相手から選ばれるものでもあることなどが示唆されています。

まとめ

この「推し」と「芸能界」というテーマからのメッセージとしては、自分の推しや夢を追い求めることは大切だけれども、それだけではなく、他者とのコミュニケーションや理解も大切だということが伝えられているのではないでしょうか。

 
 
考察・感想
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