コミケでコスプレ撮影をする手順とテクニック・各エリアの特徴を解説

こしゅか。さんこしゅか。さん
梅雨が開けてから、むっとした暑い日が続いています。
そして、今年もコミケが近づいてきました。

もう何年もコミケに参加してコスプレ写真を撮っている方や、テレビやネットでコミケの様子を見て、今回初めて参加してみようという方もいるかと思います。

僕自身は、2005年の冬コミからコミケに行くようになり、同人誌はほとんど見ずに、ビッグサイトのコスプレ広場やTFTのとなコスでコスプレ写真を撮っています。

会場内を満遍なく周るというよりは、毎回気に入った場所でコスプレ写真を撮るというスタイルなので、歴戦の勇者たちに比べれば物足りない面もあるかと思いますが、今回の記事では、コミケでコスプレ撮影をするにあたって、コスプレ撮影ができるエリアとその特徴、コスプレイヤーさんを撮る手順とテクニックについて解説します。

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東京ビッグサイト(コミケ会場)の最寄り駅に着いたら

東京ビッグサイトの最寄り駅は、ゆりかもめ「国際展示場正門駅」「有明駅」とりんかい線「国際展示場駅」の3駅があります。
画像: Googleマップ
3駅のうちのどれかに着いたら、ビッグサイトを目指して歩きます。

しかし、朝早くに到着すると、入場待ちの行列が行軍のようにぎっしり立ち並んでいて、最後尾に並んだとして、午前10時の開場まで何時間も待たされます。
開場してからも列が捌けるまで1時間以上かかります。
(サークル参加の人たちやコスプレ先行入場者(コスプレイヤー)は早く入れますが、一般参加者は延々と待たされます)

レアな同人誌を買うのが目的ではなく、コスプレ撮影をするのが目的の場合は、最寄り駅に午前10時半~11時半ごろ到着する予定で行くといいです。

コミケ開催3日間のうち、初日は列が捌けるのがやや早く、最終日はやや遅い傾向がありますが、だいたい午前11時半ごろ着くと、すぐに会場に入れます。

TFTビル内で涼みながらコミケ開場を待つ

10時半ごろ着いて列がまだ残っている場合は、ゆりかもめ「国際展示場正門駅」前の東京ファッションタウン(TFT)ビル内に入って、涼みながら列が捌けるのを待ちます。
TFTビル内には、コミケ期間中でもあまり混まないコンビニが入っているので、そこで食料や飲み物を調達できます。
画像: TFTビル

「となコス」に先に入場する

また、コミケ開催中の3日間は、TFTビル西館2階で「となりでコスプレ博inTFT(となコス)」(開催時間:9時30分~20時30分、3日目のみ9時30分~19時30分)(入場料(カメラ持ち込み登録料)3000円/1日)というコスプレイベントが開催されています。
コミケ(東京ビッグサイト)のコスプレ撮影は無料です

国内最大のコスプレ専門SNS。コスプレ画像、日記、ボイス、コスプレ衣装、同盟、フリマ、知恵袋、オンライン名刺等のアプリケーションサービスを通じて交流が可能。PC・スマホに対応。コスプレイベント開催情報の無料掲載も。

画像: ホール(TFTビル)
この「となコス」に先に入場して、11時半になったらビッグサイトに向かう、という手もあります。
ただ、となコスも早く着くと並ぶ時間が発生するので、10時半ごろ行くのがいいかと思います。

となコスの入場証を持っていれば、となコス会場を何度でも並ばずに出入りできるので、コミケ終了後(16時)にとなコスに流れてくるコスプレイヤーさんやカメラマンさんたちの入場待機列を横目に、並ばずに会場内にすぐに入れます。

コミケが開場したらコスプレエリアに向かう

午前10時にコミケが開場して、午前11時半ごろ入場待機列が捌けたら、東京ビッグサイトに向かいます。

エントランスプラザ

まずは、一番行きやすい「エントランスプラザ」に向かいます。
上記写真のビッグサイト”4本の脚”の左手前辺りにスペースが用意されています。
画像: コスプレエリアMAP C92(2017年8月11日(金)~13日(日))
「エントランスプラザ」は12時~16時(3日目は~15時)までコスプレエリアとなっています。

エリア開放が12時からとなっていますが、前回の冬コミC91やそれ以前も、11時半過ぎぐらいに行くと、すでにエリアが開放されていて、結構な人数のコスプレイヤーさんや写真を撮る人たちで賑わっています。

「エントランスプラザ」は一番行きやすい場所ですが、一番混み合っています。
特にエリアの出入り口付近は、身動きできないほど混んでいて、コスプレイヤーさんなら衣装が壊れないように、カメラマンさんならカメラが壊れないように、十分注意する必要があります。

コスプレイヤーさんの撮影方法は、ほぼ並び撮影ばかりで、一部で囲み撮影が行われています。

庭園

次に行きやすいのは「庭園」です。
ビッグサイトの入口から館内に入って向かうと時間がかかりますが、「エントランスプラザ」から東館側に渡る橋の手前辺りに庭園につながる下り階段があって、そこから行くと、すぐにたどり着けます。

2日目と3日目は「屋上展示場」がコスプレエリアとして開放されるので、直接そちらに向かう方もいるかと思いますが、「庭園」に行くならば、「エントランスプラザ」の下り階段から行くのがおすすめです。
※ただし、この通路は一方通行なので、「庭園」からはビッグサイト館内に入るか、ビッグサイト周囲の道路に出るかの通路しかありません。

「庭園」もかなり混んでいて、ところどころにある撮影禁止スペースを挟んで、撮影可能エリアが点在しています。

コスプレイヤーさんの撮影方法は、並び撮影が主体で囲み撮影もそこそこありますが、狭いスペースでの囲みなので、いい場所が取れないと、うまくコスプレイヤーさんを撮ることができません。

屋上展示場

「屋上展示場」は昔からあるコスプレエリアで、一番コミケのコスプレ広場というイメージが強い場所です。
2日目と3日目しかエリア開放されませんが、コミケで初めてコスプレ撮影をする方には、ぜひ行ってみて欲しいエリアです。

ビッグサイト”4本の脚”の真下辺りの入口を通り過ぎて右手側に進むと、「屋上展示場」につながる長階段があるので、登っていくとコスプレ広場にたどり着けます。
画像: 東京ビッグサイトMAP
長階段を登って「屋上展示場」に着くと、夏コミの場合は、コンクリートの地面からの熱反射が強くて、急に周囲が暑くなります。

「屋上展示場」はそこそこの広さがあるので、混んでいても、人口密度が高い場所とそうでもない場所があります。

コスプレイヤーさんの撮影方法は、並び撮影主体の中で、有名レイヤーさんは180度囲みや360度囲みの撮影を行っていることが多いです。
コミケの終了時間が近付くと(2日目16時、3日目15時)囲み撮影にするコスプレイヤーさんが増えるので、うまく周れば、たくさん写真を撮ることができます。

東京臨海広域防災公園(第4回有明防災フェア)

コミケC92開催期間中に行われる「第4回有明防災フェア」の会場となる「東京臨海広域防災公園」でも、コスプレをしたり撮影をすることができます。
画像: 第4回有明防災フェアさんのツイートより
このエリアは、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の準備のためにビッグサイト内で使えるコスプレエリアが減ったための代替え地として、コミケC90(2016年8月12日(金)~14日(日))から使えるようになりました。

今回のC92が3回目でまだ知名度が低く、どれぐらいのコスプレイヤーさんが「東京臨海広域防災公園」に集まるか読めません。
第1回目のC90では、あまりコスプレイヤーさんが集まらず、2回目のC91では、日を追うごとにコスプレイヤーさんが増えました。

また、今回コスプレイヤーさんがたくさん来るとしても、何時ごろから集まり始めるのかわかりません。
前回C91では、下記写真のように、午前11時15分ごろ 「東京臨海広域防災公園」に寄ってみたら、ごく数名しか人がいませんでした。

もし行く場合は、コスプレイヤーさんならば、ビッグサイトと「東京臨海広域防災公園」の間をコスプレをしたまま行き来できるようです。
そのため、有名レイヤーさんが「庭園」で撮影をしていて、ものすごく混んできたために、撮影カメラマンさんたちを引き連れて「東京臨海広域防災公園」に移動する、といったこともあります。

撮影環境としては、非常に広い公園なので、見渡しただけではコスプレイヤーさんたちを一望できず、歩き回って撮りたいレイヤーさんを探す必要があります。

また、ほとんどが芝生のエリアなので、撮影するとコスプレイヤーさんの顔や衣装が緑色かぶりします。
撮影後に色かぶり補正をするか、白いシートを用意してきて敷くカメラマンさんもいるようです。
「東京臨海広域防災公園」は、周りの迷惑にならない限りにおいて、レフ板や三脚を使えます。

トラックヤード

コスプレエリアMAPを見ると、「東123」「東456」「東8」の各トラックヤードがコスプレエリアとして開放されます。
このエリアでは、三脚とレフ板が使えます。
※C92の「コスプレエリアMAP」には使用可能のマークが記載されていますが、今後のコミケでは変わる可能性もあります。

しかし、僕は行ったことがないので、説明は飛ばします。

屋外展示場(西駐車場)

「屋外展示場(西駐車場)」は西4ホールから外に出た場所にありますが、オリンピックの準備のために使えません。

前回のC91では、同じく使えない予定だったのが急遽使えるようになったので、もしかしたら、今回C92でも使える可能性がありますが、どうなるかわかりません。

エリアのスペースが広く、「屋上展示場」とも近い場所にあるので、僕個人としては、「屋上展示場」の次に撮影しやすい場所でした。

もしも開放された場合は、「屋上展示場」からは一方通行規制で行けないことがあるので、いったんビッグサイトの館内に入って、西館1階の西4ホールまで行って、そこから駐車場側の外に出ると、たどり着けます。

コスプレ撮影をする(並び撮影)

行きたいコスプレエリアに到着したら、さっそくコスプレイヤーさんを撮影します。
周囲を見渡したり歩き回ったりして、撮影したいコスプレイヤーさんを探します。

列の一番後ろに並ぶ

撮りたいコスプレイヤーさんが並び撮影をしていたら、列の一番後ろに並びます。

このとき、列の一番後ろに並んでいる人が1人だけ後ろを向いていたら「列切りしている」という合図なので、それ以上後ろに並ぶことはできません。
これは、後ろを向いているカメラマンさんが勝手に列切りをしているわけではなく(まれにそういうこともあるようですが)、コスプレイヤーさんが「長時間の撮影が続いたために休憩を入れたい」といった理由で、その時点で一番後ろに並んでいたカメラマンさんに頼んで、それ以上並ばれないようにしてもらっています。

列切りされていたら、潔く諦めて、別のコスプレイヤーさんを探しましょう。
時間を置いてから戻ってくると、休憩を終えたコスプレイヤーさんが撮影を再開していることもあります(別の場所に移動して、いなくなっていることもあります)。

「撮影お願いします」と言って撮影を開始する

いよいよ自分が撮影する順番が回ってきたら、まずは「撮影お願いします」と言って軽く頭を下げます。
コスプレイヤーさんがポーズを取ってくれるので、撮影をしながら、して欲しいポーズがあったら、声に出してお願いをします。
「振り向きポーズお願いします」とか「次は座りでお願いします」など。
コスプレイヤーさんが着ているアニメやゲームキャラの決めポーズをお願いすると、「作品を知っているんだな」と思われて、喜ばれたりします。
また、そのキャラや作品の話題で会話をしながら撮影すると、コスプレイヤーさんのいい表情を引き出せたりします。

しかし、キャラに合わないポーズやコスプレイヤーさんが嫌がるポーズを要求するのはやめましょう。
また、夏コミの場合は地面が熱くなっているので、地面に膝をついたり、お尻をつけて座るポーズは避けた方がいいかもしれません(上に例として書いていますが)。

撮影時間は短めにする

撮影時間は、だいたい2~3分以内に終わるようにします。
たまに10分以上撮影し続けるカメラマンさんがいますが、後ろに並んでいるカメラマンさんたちからは大顰蹙です。
コスプレイヤーさんも後ろに並んでいるカメラマンさんたちに悪いなと思いつつ、「そろそろ撮影終わってください」と言ったらカメラマンさんが怒るかもしれないと思って、怖くて言えない可能性もあります。

僕の経験上、時間をかけて何枚でも撮れる状況よりも、短時間で枚数制限された方が気合いが入っていい写真が撮れます。
以前、場所を移動中のコスプレイヤーさんに声をかけて、「1枚だけなら」と撮らせてもらった写真を後日ネット経由で送ったら、「すごく綺麗に撮れてますね!」と褒められたことがあります。

撮影後はお礼を言って写真のネット掲載許可を取る

撮影が終わったら、「ありがとうございました!」とお礼を言って、その場を去ります。
撮影した写真をSNS等のネット上に掲載したい場合は、「~に掲載してもいいですか?」とコスプレイヤーさんから許可を取ります。
撮影の許可とネット掲載の許可は別なので、しっかりと聞いて許可をもらう必要があります。
その際、コスプレイヤーさんによっては、「掲載するブログ等のURLを教えてほしい」と聞かれます。
そんなときのために、自分が掲載する予定のサイト名とURL、カメコネーム等を記述した「名刺」を作って用意しておくと、スムーズにやり取りができます。

多くのコスプレイヤーさんは、ツイッターIDやコスプレイヤーズアーカイブID等を書いた「コスプレ名刺」を用意しているので、お互いに名刺交換をしたり、こちらが名刺を持っていなくても、撮影後に名刺をくれたりします。

また、コスプレイヤーさんによっては、コスネームとツイッターID等を書いたスケッチブックを傍らに置いています。
コスプレイヤーさんを撮影した後に、続けてこのスケッチブックも撮っておくと、家に帰ってから写真を整理する際に、コスプレイヤーさんの顔と名前を間違えずに済みます。
スケッチブックを置いていない場合は、コスプレイヤーさんに名刺を持ってもらった写真を撮っておくと、同様に間違いがなくなります。
スケッチブックも名刺もない場合は、メモ帳と筆記用具を用意しておいて、聞いたコスネームと撮った写真のファイル番号を並べてメモしておくといいです。

余談ですが、コミケや他のコスプレイベントも含めて、コスプレイヤーさんとこういったやり取りを何度も重ねると、顔を覚えてもらえて、さらにネット上に掲載したり送った写真が綺麗だと、「今度撮影お願いできませんか?」と個撮の依頼が来たりします。
野良カメコから徐々にステップアップをして、ついには有名カメコになることができます。

画像: ぱくたそ コスプレ写真撮影をするカメラマンさんの中には、カメコネームがよく知られている「有名カメコ」と呼ばれる方々がいます。 この記事では、無名カメコである僕が、有名カメコになる方法を...

並び撮影で綺麗に撮る方法

並び撮影の場合は、自分の撮影する順番が回ってきた後は1対1の撮影になるので、ポートレート撮影と同じく、「コスプレイヤーさんの斜め後ろに太陽が位置する半逆光で撮影する」と綺麗に撮れます。
詳細は下記を参照ください。

モデルさんの斜め後ろに太陽が位置する半逆光で撮影すると綺麗に撮れます。 上記の写真を見本として、カメラの設定も含めて撮影方法を解説します。 撮影カメラは、キヤノンEOS 5D、レンズは、EF85mm F1.2L Ⅱ USMです。F値はF2です。

ただ、コミケの場合は、コスプレイヤーさんのいる場所や列の向き等で、半逆光で撮れないことが多いです。
また、ほとんどのコスプレエリアでレフ板の使用が禁止されているので、半逆光で暗くなった顔に太陽光を反射させて明るくすることができません。

これらの解決方法として、コスプレイヤーさんの周囲があまり混んでおらず、移動できるスペースがある場合は、カメラマンである自分が動いて、コスプレイヤーさんには向きを変えてもらって、半逆光で撮れる配置に変えて撮影をします。

半逆光で暗くなった顔は、「屋上展示場」や「エントランスプラザ」などは、地面が白色系で太陽光の照り返しがあるので、レフ板を当てなくても、そんなに顔が暗くなりません。
RAW画像モードで撮影しておいて、RAW現像で露光量を上げれば、十分顔が明るくなります(その際、背景が白飛びしたら諦めます)。

また、コスプレイヤーさんにしゃがみや座りのポーズをしてもらえば、顔が地面に近付くので、その分顔が明るくなります。
曇り空の場合は、少し上を向いてもらえば、雲で拡散された太陽光が当たって、綺麗に顔が明るくなります。

僕個人としては、暗くなった顔をストロボを使った日中シンクロ撮影で明るくする方法は、のっぺりした描写になるので避けています。

もう一つ、太陽が真上に来るお昼の12時前後は、どちらを向いても順光で撮ったときのように顔の鼻の下や頬の下に影ができるので、できれば撮影は避けたい時間帯です。
ただし、ストロボの瞬間光と違って定常光である太陽の光は、撮る前に肉眼で見た通りの影が写真にも写るので、目で見てそれほど影が気にならないようであれば、どんどん写真を撮っていきましょう。

コスプレ撮影をする(囲み撮影)

どのコスプレエリアでも並び撮影が主体ですが、ところどころに囲み撮影をしているコスプレイヤーさんがいます。

囲みの輪に入って撮影を開始する

撮りたいコスプレイヤーさんが囲み撮影をしていたら、自らもカメラマンさんたちの囲みの輪の中に入って撮影を開始します。
撮影を開始する際は、囲み撮影でもコスプレイヤーさんに向かって「撮影お願いします」と声をかけてからカメラを構えるといいです。
撮影を終える際は、同じく「ありがとうございました」と声をかけてから、その場を去るといいです。

囲みの輪に入るとき、無理やり他のカメラマンさんたちを押しのけて輪の中の前面に出るようなことをするのはやめましょう。危険です。
また、自分が立って撮影をしていて、前にいるカメラマンさんは座って撮影しているような場合に、その前にいるカメラマンさんが撮影を終えて立ち上がり、自分が撮影中のカメラのレンズ部分に頭をぶつけるといったことが起こりうるので、十分注意しましょう。立ち姿でカメラと上半身だけ前に突き出すような姿勢で撮影していると起こりがちです。

囲みの輪の大きさはコスプレイヤーさんによってまちまちで、120度ぐらいの扇型から360度円形囲みまであります。
超人気コスプレイヤーさんだと、360度囲みで、かつ輪が分厚いので、輪の外側からだとコスプレイヤーさんの姿さえ見えません。

囲みの輪が大きくて通路を塞いだり、周辺の人口密度が高くなった場合は、スタッフさんがやってきて10秒ぐらいの「カウント」を取り、カウント0で囲み撮影が解散させられます。
囲んでいたカメラマンさんたちは周囲に散って、コスプレイヤーさんによっては、残っているカメラマンさんたちに「名刺」配りを始めたり、雑談をし始めます。
しばらくして、コスプレイヤーさんの体力が回復すると、また囲み撮影が始まることもあります。

僕個人としては、120度ぐらいの扇形囲みが一番撮りやすいです。
輪の中に入って写真を撮って、10枚ほど撮ったら輪の外に出て撮った写真をカメラの背面液晶モニターで確認して、今度は別の位置で輪の中に入って写真を撮っての繰り返しで、ある程度ゆったりと撮ることができます。
「並び撮影」の項目で「短時間で枚数制限された方が気合いが入っていい写真が撮れる」と書きましたが、「囲み撮影で位置を変えて、光の向きが変わった撮影をいろいろ試す」というのも、いいものです。
漫然と何の意図もなく、同じような写真を量産するのでは、あまりいい写真は撮れません。

また、僕は並び撮影よりも囲み撮影の方が好きです。
列に並ばずにすぐ撮れるからという理由も大きいですが、囲み撮影だと、コスプレイヤーさんの自然な横顔が撮れます。
並び撮影に限らず、1対1での撮影会やポートレート撮影の場合、視線を外した横顔をお願いしても、カメラを意識してしまって、なかなか自然な横顔が撮れません。
それが囲み撮影だと、コスプレイヤーさんは他のカメラに視線を向けているので、視線が来ていない自分のカメラからは、カメラを意識しない自然な横顔を撮ることができます。

囲み撮影で写真のネット掲載許可を取る方法

囲み撮影で撮った写真をネット上に掲載する場合も、コスプレイヤーさんに掲載の許可を取る必要があります。
少し手間がかかりますが、囲み撮影が終わるまでその場で待って、コスプレイヤーさんに話しかけられる状況になったら、「~に掲載してもいいですか?」と声をかけて、コスプレイヤーさんから許可を取ります。

並び撮影の場合と同様に、コスプレイヤーさんによっては、コスネームとツイッターID等が書かれたスケッチブックを傍らに置いて囲み撮影をしていて、そのスケッチブックに「ネット掲載OK」と書かれている場合があります。
その場合は、直接声をかけて掲載許可を取らなくても、ネット掲載が可能です。
ただし、ネット掲載可能といっても、半目で写っていたり、ポーズを変える途中の「決まっていない」写真など、コスプレイヤーさんが嫌がりそうな写真を載せるのはやめましょう。

また、その場でネット掲載の許可が取れなかった場合でも、撮った写真を自分のツイッターに、コスプレイヤーさんのコスネームとツイッターIDを一緒に書いて投稿すれば、コスプレイヤーさんのツイッターに通知が飛ぶので、「ツイッターへの投稿はOK」という雰囲気があります(並び撮影の場合も同様)。
その写真に問題があれば、コスプレイヤーさんから何らかのアクションがあると思われます。

ツイッター以外の媒体にも掲載したい場合は、その写真を投稿したツイートに「~に掲載してもいいでしょうか?」と書いておけば、コスプレイヤーさんがそれを見て、同じく何かしらのアクションがあると思います。

囲み撮影で綺麗に撮る方法

囲み撮影でコスプレイヤーさんを綺麗に撮るには、囲みの輪の中で「コスプレイヤーさんの斜め後ろに太陽が位置する半逆光」になる位置で撮影します。
他のカメラマンさんたちもそれを知っているのか、半逆光になる位置は囲みの輪が厚くなっていたりします。

また、囲み撮影だとコスプレイヤーさんに近付いて撮ることができないので、レンズの画角は35mm換算で70mm以上あるといいです。
たとえば、キヤノンのkissシリーズのキットレンズは「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」というズームレンズで、35mm換算すると×1.6倍の「28.8mm-88mm」となるので、十分事足ります。
超有名レイヤーさんの囲みで輪の半径が大きい場合は、もっと望遠側が必要になることもありますが、若干小さく写った写真を後からトリミングすればいいかと思います。
望遠レンズ等を持っていって、コスプレエリアの混雑した現場でレンズ交換をすると、レンズやカメラを落として壊すリスクが高まるので、なるべくレンズ交換はしない方がいいです。

まとめ

以上、コミケでコスプレ撮影をする手順等についてまとめてみました。

記事中の画像やリンク先は、コミケC92(2017年8月11日(金)~13日(日)開催)のものですが、記事の内容は、次回以降のコミケでも東京ビッグサイトで開催されるならば、対応できるのではないかと思います。

この記事がお役に立てれば幸いです。

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コメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2017/08/12(土) 17:22:37 ID:4a564e58b 返信

    いつも楽しく読ませてもらっております。
    この記事を読んだ後ものすごくコミケに行きたくなり、初参加させていただきました‼
    初めてレイヤーさんも撮影させて頂き、別記事にも助けられました。
    親切なレイヤーさんばかりで、とても楽しく撮影させて頂きました。参加までできたのですが、撮影後の対応がいまいち分かりません。ネットで検索すると渡すor渡さない、加工するしないの派閥があり…。撮影後の対応もご教授頂けるとありがたいですm(_ _)m

    0
  2. 名前:管理人 投稿日:2017/08/12(土) 20:55:02 ID:59105498e 返信

    いつも読んでいただいているとのことでありがとうございます!
    記事がお役に立てたようで、うれしいです!

    撮影後の件、とりあえず、こちらに書きますと、
    ツイッターでレイヤーさんの名前を検索すると、おそらくコミケで撮ったそのレイヤーさんの写真を載せているカメコさんアカウント等が引っかかると思います。
    その中で、綺麗だなと思われる写真があったら、同じように加工(画像を明るくしたり、肌を綺麗にする程度)して、ツイッターに載せればいいかと思います。
    その写真がレイヤーさんの目に止まって気に入られたら、「この写真を大きいサイズでください!」等のリプが来たりします。
    送り先はレイヤーさんに聞いたり、もらった名刺に書いてあったり、ツイッターのプロフィール欄に書かれている所に送ればいいと思います。

    レイヤーさんから特に反応がなくても、また、最初からツイッターには載せずに、画像を送っても問題ないと思います。
    その際、メール等に書く文章は簡単な短い撮影のお礼程度にするのがいいです。

    レイヤーさんに画像を送っても返信がないことが多々あります。
    コミケ期間中はレイヤーさん宛にたくさんメール等が来たり、コスプレの準備等で多忙だと思われますし、コミケ後は忘れてしまっている可能性もあるので、返信がなくても落ち込まず、返信を催促するメールを送ったりしないことが、カメコを続けていくコツです!

    0
  3. 名前:匿名 投稿日:2017/08/13(日) 08:25:12 ID:5f5810900 返信

    お忙しい中、お早いお返事ありがとうございます‼
    お答え頂いたように、アドバイスに添って送らせてもらおうと思います。
    重ねてではありますがご返答ありがとうございました‼
    次の記事も楽しみにしております

    0
    • 名前:管理人 投稿日:2017/08/13(日) 22:11:45 ID:43bdc86ae 返信

      お役に立てそうでよかったです!
      しばらく、アプリのレビュー記事か何かが続くかもしれませんが、コスプレや撮影関係の記事を書いた際には、また見てください!

      0