【フードシェア】「月額1980円で飲食店の売れ残りをゲット!」を読んで思ったこと


IT会社のSHIFFTが、”食品ロスを減らしたい飲食店”と”安く購入したい利用者”をマッチングするプラットフォーム「Reduce Go」を開発し、年中のリリースに向けて準備中とのことです。

月額1980円で飲食店の売れ残りをゲット! 食品ロスを減らすアプリが年内にサービス提供開始

月額1980円でフードシェアリング? 年間約642万トンに及ぶ日本の食品ロス。その量は、国連が食糧難に苦しむ国々に援助している総量の約2倍に相当する。 そんな中、IT会社のSHIFFTは、"食品ロスを減らしたい飲食店"と"安く購入したい利用者"をマッチングするプラットフォーム「Reduce Go」を開発した。現在、年中...

同サービスは、スマホアプリで周辺のレストランやカフェ、小売店などで余剰食品を提供している店舗を検索し、月額1980円の使用料で、1日2回まで受け取ることができるそうです。

スポンサーリンク

ニュース雑感

一般的な欧米のフードシェアリングサービスは、店舗側がインターネット上に値引きをした商品を掲載し、購入者が店舗まで取りに来るというものだそうです。

それに対して、今回のサービスは、「月額制」であることが強みになるだろうとのこと。

「月額制」のサービスというと、音楽聴き放題や映画・テレビ番組等が見放題の動画配信サービス、Amazonの読み放題サービス等、ネット上のデジタルコンテンツの分野では、そこそこ浸透してきています。

この馴染みが出てきた「月額制」と、欧米のフードシェアサービスを合わせたようなもので、うまく行けば、おもしろいサービスになるんじゃないかと思います。

食品を提供する店舗側は、余剰商品を売るのではなく”寄付”という形で提供し、サービス利用者から得た月額使用料の59%が、提供の多寡に関わらず、加盟店舗に均等に還元される仕組みだそうです。

この仕組みからすると、サービスがうまくいくかどうかは、サービス利用者側は「月額1980円」で元が取れたと思うほどの食品を得られるかどうか、店舗側は、提供した余剰食品の分、通常販売分の食品の売り上げが多少は落ちるにしろ、還元されるサービス利用料と差し引きしてマイナスにならないかどうか、によると思います。
(店舗側は、提供した食品分の廃棄コストが減る分も、収支の計算に入れられると思います)

ユーザー側は1日2回まで受け取ることができるようなので、月額1980円で1ヶ月を30日とすると、1980円÷60回(30日×2回)=33円となり、1回33円以上の食品を得られれば元が取れます。

店舗側が「1回」の受け取りに量の制限を付けるのかどうか等、詳細はわかりませんが、いろいろなテクニックの指南アプリのようなものも出てくるかもしれません。

月額制の「生活必需品受け取りし放題サービス」は可能か?

デジタルコンテンツの「月額制」サービスが普及してきたころ、「生活必需品」の月額受け取りし放題(月額料金内で、お店で受け取りし放題)ができたらいいな、と考えたことがあります。

食料品も含む「生活必需品」の場合、月額料金が数万円~10数万円など、結構な高額の「月額制」になるとは思いますが。

毎月の購入するものがだいたい決まっているならば、Amazonが定期的に商品を届けるサービスと合わせて導入すれば、意外ににうまくいくかもしれません。

健康保険証のように「生活保険証」のようなものを作ることは可能か?

もう一つ、医療保険制度の「健康保険証」のように「生活保険証」のようなものを作ったらどうか、と考えたことがあります。

店舗で商品の購入時に「生活保険証」の番号をレジ等で読み込ませれば、「生活必需品」の価格が年齢に応じて1割~3割負担のみになるような。

健康保険料と同じような月額徴収の仕組みを作って、国や地方が残りの9割~7割を負担すると。

この制度がうまくいくかどうかは、店舗側が国や地方に不正な報酬請求をしないかどうか、ユーザー側からすると生活必需品の価格が下がることになるので、需要が伸びて、供給側のメーカーは大幅な値上げをしないかどうか等。

店舗が不正な請求をしないようにするための方法としては、仮想通貨のブロックチェーン技術を利用して取引内容を改ざんできないようにする等が、いいかもしれません。

メーカー側が大幅な値上げをするかどうかはわかりませんが、こういった価格の問題が絡んで、小売店や生活必需品メーカーが、医者と同じように「稼げる職業」になる可能性はあるかもしれません。

まとめ

デジタルコンテンツ市場で普及してきた「月額制」が、「フードシェア」やその他の「実際の物」でもうまくいった場合、新たなビジネスチャンスが生まれたり、世の中の制度が変わってくる、といった意外に大きな動きにつながる可能性もあるかも知れません。

スポンサーリンク

 
この記事が気に入っていただけたら シェアしてくださるとうれしいです!