「食べ放題のレストランが大食い客ばかりでも儲かる理由」を読んで思ったこと


食べ放題のレストランが食欲旺盛な客ばかりが来店しても儲かる理由について解説されています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170924-00004128-toushin-bus_all
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ニュース要約

・企業の費用には変動費と固定費があり、客の来店数が多いと変動費は増えるが、固定費は赤字が減っていく。

・レストランの変動費を3割強とすると、客が1500円の料理(変動費500円)を食べたとき、客が1人来るごとに、収入は1500円増えてコストは500円増えるので、差し引き1000円が利益となる。

・固定費を10万円とすると、客が1人来るごとに、上記の差し引き1000円の利益を当てて、固定費の赤字は1000円ずつ減っていき、客が100人来た時点で赤字は消えて、それ以降は利益になる。

・食べ放題のレストランの場合、客が2人分の料金を払って3人分の料理を食べるとすると、3000円の収入に対して変動費は1500円になるので、客1人につき1500円の利益となり、客は大満足で店も大満足となる。

・さらに、ビュッフェ方式のレストランでは、客の注文を受けてから作るのではなく、予め大量の料理を作っておけることで、様々な面で効率化ができて、1食分の料理に対する固定費の割合(と変動費も)を減らすことができる。

ニュース雑感

記事を読んで、なるほどと思いました。

僕は食べ放題のお店にはあまり行きませんが、ファミレスの飲み放題ドリンクバーは、ほぼ毎回注文します。

ドリンクバーの場合は料理と違って何杯も飲むので、客側としては、より一層お得感を感じます。

そして、ドリンクバーの飲み物を単品で注文した場合を考えると2~3杯で元が取れたと客側は考えますが、店側からすると、飲み物は原価が低いので何杯飲まれても十分儲かるようです。

マクドナルドは、ハンバーガーは安くして、一緒に注文されるドリンクで利益を出している、なんて話も聞いたことがあります。

ただ、ドリンクバーの原価が低くても、ドリンクバーだけで何時間も客に居座られると、店の回転率が落ちて時間辺りの利益は減るので、ファミレスにとっては難しい問題かもしれません。

一つニュース記事の中で、「客が2人分の料金を払って3人分の料理を食べると、店は客1人の利益が上がって大喜び」とありましたが、「食べ放題」の場合は、客が支払う料金が固定されるので、あまりにも何人分もの料理を食べられると、変動費の部分が増えて、やはり赤字になってしまうのではないでしょうか?

このことがニュース記事の中には書かれておらず、記事2ページ目の「客としては、意思決定を間違えないように要注意」の見出しで、「満腹になって満足したら、元を取るために必死で食べる、といったことはやめましょう」と、間接的に、客側の視点から「大量に食べるのはやめましょう」と書かれています。

たまたまこういう構成になったのか、文章テクニックの一つなのか、このニュース記事を読んだユーザーが、食べ放題の店に客として行って無理して大量に食べるのをやめた場合、店側は赤字になる可能性がより減るわけですから、ニュース記事に「食べ放題の店で客が大量に食べると、店はやはり赤字になるので、大量に食べるのはやめましょう」と直接書くよりも効果的です。

意図的にこういう文章構成にしたのだとしたら、この記事の著者である塚崎 公義氏は、すごく頭のいい人なんだな、なんてことも思ってしまいました。

批評・エッセイ
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