株式会社ボークス スーパードルフィー ドルパ36にて撮影
スマホのカメラで被写体を撮影すると、画面の端っこ部分が歪んでしまいます。
それは、スマホのカメラが広角レンズを使っているからです。
広角レンズは、目の前に広がる景色の広範囲を写せる代わりに、パース(遠近感)が強調されてしまいます。
レンズの中心部から周辺に離れるほど、歪みが強くなります。
したがって、レンズの中心付近のみを使って撮影すると、歪みが少ない写真を撮ることができます。
レンズの中心付近のみを使って撮影する
通常は、写したいものを画面いっぱいに入れて撮影すると思います。株式会社ボークス スーパードルフィー ドルパ36にて撮影 ※画像をクリックすると大きいサイズで見られます。
すると、画面の周辺部分が歪みます(この写真では、顔はあまり歪んでいませんが、足元の台の円形部分にパースが付いて、大きく手前に向いているように見えます)。
そこで、レンズの中心付近のみに撮りたい被写体を収めて撮影します。
そして、中心付近の被写体が写っている部分だけを切り抜きます。すると、画面いっぱいに被写体が写る歪みが少ない写真ができあがります。
(1枚目と3枚目で被写体の向きがやや異なりますが、3枚目の方が台の円形部分のパースが少ないのがわかります)
今のスマホカメラは解像度が高いので、中心付近のみを切り抜いても、十分大きいサイズの画像になります。
広角レンズを使った応用撮影
広角レンズで歪みが少ない写真を撮るには、レンズの中心付近のみを使って撮影しますが、レンズ周辺に行くほどパースが付くという特性を利用した撮影もできます。
例えば、人物撮影で足を長く写したい場合は、顔はレンズ中心付近に写して歪みを少なくし、足をレンズ周辺に配置して、わざと間延びするように写します。
撮影後に、写真の頭上の空白部分を画像処理でカットして構図を整えれば、足が長く写った人物写真のできあがりです。
まとめ
レンズの中心付近に被写体を収めるには被写体から離れて撮影しなければならず、スマホのインカメラで自撮りする場合は、手を伸ばしてもあまりカメラを離せないので、この方法は使えないかもしれません。
十分に被写体から離れて撮影できる環境ならば、ぜひ使ってみてください。