画像: ぱくたそ
最近、「趣味の写真撮影でお金を稼ぐことはできないか?」と思い立ちました。
調べてみると、「ストックフォト」や「オンライン写真販売」といった方法があり、その内容をまとめてみました。
写真を売ってお金を稼ぐ方法
「写真でお金を稼ぐ方法」をネットで調べてみると、「ストックフォトで写真を売る」ことが手軽にできる方法として紹介されていました。
ストックフォト
「ストックフォト」というのは、「予め用意された写真素材」のことです。
それを売買できる「ストックフォトサービスサイト」がいくつかあり、自分が撮影した写真を登録すると、企業や写真を必要とするユーザーが買ってくれて、販売金額の何割かを写真の登録者が受け取ることができます。
PIXTA(ピクスタ)

iStock(アイストック)
photolibrary(フォトライブラリー)

Fotolia(フォトリア)

amanaimages(アマナイメージズ)
などなど。
オンライン写真販売
オンラインで写真を販売することができる「オンライン写真販売」という方法もあるようです。
「ストックフォト」との違いを調べてみると、イベントで写真を撮って販売する、とのことです。
イメージとしては、小学校の運動会の写真をプロカメラマンが撮って、後日学校内の掲示板に撮られた写真が貼り出されて、自分が写っていたり欲しいと思う写真を選んで買う、という流れをネット上で行うサービスのようです。
イベントで写真を撮るプロカメラマンの役目に、プロでもアマチュアでもサイトを通して登録をして、なれるみたいです。
SHOT JAPAN GALLERY for EVENT
Photocreate(フォトクリエイト)

PhotoChoice(フォトチョイス)
写真集出版
「写真集を出版する」ことも、写真でお金を稼ぐ手段の一つとして書かれていました。
出版社に持ち込んだり、声をかけてもらえなくても、下記のサイトから、ネット上にフォトブックを公開して注文を受けることができるようです。
PHOTOPRESSO(フォトプレス)
また、AmazonのKindleでは個人が電子書籍の出版ができるので、写真集を電子書籍にして販売することもできると思われます。
セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
知り合いに声をかける、出版社・広告代理店に営業する
ほかには、知り合いに声をかけたり、ポートフォリオを持って出版社や広告代理店に営業をかけるなど、自らの足で仕事を探すことも有効な手段のようです。
ポートフォリオとは、自分のテーマや作家性を伝えるために、プリントした作品をファイルにまとめたもの、のことです。
日本のイケてるフォトグラファーのポートフォリオサイト24選 | 株式会社LIG

まとめ
「ストックフォト」については、昔、いくつかののサイトに登録したことがあり、「PIXTA(ピクスタ)」で風景写真が2枚だけ審査に通過して販売サイトに掲載されました。
しかし、1枚も売れていません……。
同じ写真を登録申請しても、他のサービスサイトでは審査に通らなかったり、サイトによって審査の難易度が違います。
写真が登録されても、ユーザーが必要としなければ売れないので、自分の趣味で写真を撮るというよりは、売れている写真の傾向を掴んでニーズに合った写真を撮ることが求められます。
作家性を出したアートっぽい写真よりも、ビジネス系サイトで使えそうな簡素な人物写真のようなものが好まれるようです。
なおかつ、この記事の冒頭でも画像を拝借していますが、「ぱくたそ」さんのような無料で使えるフリー写真素材サイトがあるので、有料のストックフォトサービスで写真を売るのは難易度が高そうです。
いっそ「ぱくたそ」さんのようなフリー素材サイトを自分で作って、自分が撮った写真を掲載してアクセス数を増やして広告収入を得る、という方法もありのような気がしてきました。
ちなみに、イラストに特化した同様のサイトには、「いらすとや」さんがあります。
「ストックフォト」以外の「オンライン写真販売」と「知り合いに声をかける、出版社・広告代理店に営業する」は、高いコミュニケーション能力が求められそうです。
「写真集出版」は、写真集にするだけの撮影した写真の枚数があるのかどうかと、こちらは「ストックフォト」とは反対に、作家性を出したアートっぽい写真じゃないと売れないような気もします。
また、風景写真等ではなく、コスプレ写真の写真集を出すとしたら、コミケでコスプレROMを頒布するのと変わらず、つまり、同じぐらい難易度が高いのでは、と思えてきます。
しかし、何はともあれ、やってみないと始まりません!