今回は、Sony α7 IVについて、使用感や評判をまとめてみました。
使用感・印象
Sony α7 IVは、手に取った瞬間にしっかりとした重厚感が伝わってくるカメラに感じられます。構えた時の手応えや、シャッターを切った時の反応は、本格的な撮影機材としての存在感を感じさせてくれます。特に、初心者の方でも「ある程度テキトーに撮っても、うまい人が撮った感じになる」という印象があり、高品質な写真が比較的容易に撮影できるようです。
所有感の満足感もかなり高く、「このカメラで撮れる」というだけでワクワクするような、道具としての魅力が強く感じられます。机の上に置いてあるだけでもテンションが上がるような、所有欲を満たしてくれる存在に思われます。
良い点・メリット
3300万画素のフルサイズセンサーによる高精細な画質は、圧倒的な描写力を感じさせます。
AF性能や追焦性能の進化も印象的で、動く被写体でもしっかりとフォーカスを捉える能力が優れています。また、静止画だけでなく動画性能も高く、真のハイブリッドカメラとしての実力を感じさせてくれます。
カスタマイズ性の高さも魅力の一つで、ボタンへの機能割り当てや、各種設定の調整が細かく行えるため、自分好みの操作性に仕上げられる印象があります。
気になる点・デメリット
最大のネックは価格面で、新品で約28万円前後という価格設定は、初心者にとってはかなりのハードルに感じられます。さらに、カメラ本体だけでなく、ストラップ、レンズ、カメラバッグ、保護フィルターなど、必要なアクセサリーを揃えていくと、かなりの追加出費が必要になる印象があります。
重量感については、長時間首から下げていると肩に負担がかかる可能性があります。特に、街中でスナップを気軽に撮りたいというタイプの方には、やや重く感じられるかもしれません。
メニュー構造や操作性については、他メーカーからの移行ユーザーにとっては、少し戸惑う部分もあるようです。特に、ダイヤルの配置や、勝手に設定が変更されてしまう可能性がある点は、注意が必要に思われます。
使用シーン・活用法
旅行先での風景撮影や、日常のスナップ撮影でも、高画質な写真を手軽に撮影できるため、「撮ることの楽しさ」を実感できる存在に思われます。
プロフェッショナルな仕事用途でも、信頼性の高い性能を発揮し、業務用カメラとしても十分に実力を発揮する印象があります。特に、動画制作とのハイブリッドな使用にも対応できる柔軟性が魅力に感じられます。