今回は、Anker PowerPort III 65W Podについて、使用感や評判をまとめてみました。
コンパクトながら高出力な使用感の印象
Anker PowerPort III 65W Podは、65Wという高出力でありながら、約66×29×45mmというコンパクトなサイズに収められている印象があります。重さも約121gと軽量で、持ち運びにも便利なデザインに感じられます。特に、コンセント部分が折りたためる構造になっている点は、携帯性を高めているようです。
PowerIQ 3.0(Gen2)技術を搭載していることで、USB PDやQuick Chargeなど、様々な急速充電規格に対応している印象があります。これにより、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど、幅広い機器を最適な速度で充電できるようです。
充電速度の良い点と使い勝手のメリット
65Wの高出力により、MacBook Airなどのノートパソコンでも高速充電が可能な印象があります。実際の使用では、20%からの充電で1時間で約46%、80%まで約1時間19分、フル充電まで約2時間30分という速度が期待できるようです。
USB-Cポートが2つとUSB-Aポートが1つ搭載されていることで、複数の機器を同時に充電できる点も魅力的に感じられます。特に、USB-Cポートは急速充電に対応しているため、対応機器では短時間で充電を完了できる印象があります。
PPS(Programmable Power Supply)規格にも対応しており、対応機器では発熱を抑えながら効率的に充電できるようです。これにより、バッテリーへの負担を軽減しながら、高速充電を実現している印象があります。
気になる点や使用上の注意点
複数のポートを同時使用する際の電力配分に注意が必要な印象があります。Type-Cを2ポート同時使用すると、45W+20Wの固定配分になるようで、柔軟な電力配分は期待できないようです。
コンセント部分が折りたためる構造は便利ですが、格納時に1、2ミリほどはみ出す部分があるため、カバンなどの中身を傷つける可能性がある点が気になるようです。持ち運びの際は、別途収納ケースを用意することを推奨される印象があります。
また、新幹線や高速バスなどの振動する環境では、コンセントから抜けやすい傾向があるようです。細長い形状が原因で、振動により緩んでしまうケースが報告されている印象があります。
付属品が充電器本体と説明書のみで、ケーブルは別途購入が必要な点も注意が必要に感じられます。特に、65Wの高出力を活かすためには、対応した高品質なケーブルの準備が必要な印象があります。