【マイクラ】アドオン(Mod)を作る方法【統合版】

Minecraft(マインクラフト)は自分の好きなように世界を作り変えることができるゲームですが、アドオン(Mod(モッド)」を作うと、さらにブロックやアイテム、モブの外観や振る舞いを変えるといったことができます。
今回は、このマインクラフト 統合版でアドオン(Mod)を作る方法を解説します。

アドオンとModの違い

アドオン(Add-On)やMod(モッド)とは、マインクラフトのゲームデータを変更(拡張)するファイルのことです。
Minecraft 統合版では「アドオン」、Java版では「Mod(モッド)」と呼ばれています。

マインクラフトでアドオンを作るとは?

アドオン(Add-On)には、Resource Pack(リソースパック)とBehavior Pack(ビヘイビアパック)の2種類のパック(ファイル)があります。

Resource Packとは、マインクラフトのブロックやアイテム、モブなどのテクスチャ(画像)やサウンドを変更することができるパックです。例えば、土のブロックを草のブロックにしたり、牛のモブを猫のモブにしたりすることができます。

Behavior Packとは、マインクラフトのブロックやアイテム、モブなどの振る舞いを変更することができるパックです。例えば、木の棒を剣にしたり、牛のモブをプレイヤーに攻撃させたりすることができます。

マインクラフトでアドオンを作るには?

マインクラフトでアドオンを作るには、まず、JSON(ジェイソン)という形式のファイルを作成する必要があります。JSONファイルとは、マインクラフトの設定を書き込むためのテキストファイルのことです。JSONファイルは、中括弧や引用符などの記号を使って、マインクラフトの設定を表現します。JSONファイルは、メモ帳などのテキストエディタで編集することができますが、Visual Studio Code(ビジュアル スタジオ コード)という無料のエディタを使うと、JSONファイルの編集が便利になります。

アドオンを作るには、Resource PackとBehavior Packの両方を作成する必要があります。Resource PackとBehavior Packは、それぞれ別のフォルダに保存します。フォルダの名前は、自分で決めることができますが、アドオンの名前と同じにするとわかりやすいでしょう。

Resource PackとBehavior Packのフォルダの中には、manifest.jsonというファイルを作成します。このファイルは、アドオンの基本情報を記述するファイルで、アドオンの名前や説明、バージョンなどを書き込みます。

Resource Packのフォルダの中には、texturesというフォルダを作成します。このフォルダの中には、マインクラフトのテクスチャを変更する画像ファイルを入れます。画像ファイルの名前は、元のテクスチャと同じにする必要があります。

Resource Packのフォルダの中には、soundsというフォルダを作成することもできます。このフォルダの中には、マインクラフトのサウンドを変更する音声ファイルを入れます。音声ファイルの名前は、元のサウンドと同じにする必要があります。

Resource Packのフォルダの中には、sounds.jsonというファイルを作成することもできます。このファイルは、マインクラフトのサウンドの設定を記述するファイルです。サウンドの種類や音量、ピッチなどを書き込みます。

Resource Packのフォルダの中には、pack_icon.pngというファイルを作成します。このファイルはアドオンのアイコンとして表示される画像ファイルで、画像のサイズは256×256ピクセルにする必要があります。

Behavior Packのフォルダの中には、entitiesというフォルダを作成します。このフォルダの中には、マインクラフトのモブの振る舞いを変更するJSONファイルを入れます。JSONファイルの名前は、モブの種類によって決まります。

Behavior Packのフォルダの中には、itemsというフォルダを作成することもできます。このフォルダの中には、マインクラフトのアイテムの振る舞いを変更するJSONファイルを入れます。JSONファイルの名前は、アイテムの種類によって決まります。

Behavior Packのフォルダの中には、loot_tablesというフォルダを作成することもできます。このフォルダの中には、マインクラフトのモブやブロックがドロップするアイテムの確率を変更するJSONファイルを入れます。JSONファイルの名前は、ドロップする対象によって決まります。

Behavior Packのフォルダの中には、tradingというフォルダを作成することもできます。このフォルダの中には、マインクラフトの村人との取引を変更するJSONファイルを入れます。JSONファイルの名前は、村人の種類によって決まります。

Behavior Packのフォルダの中には、scriptsというフォルダを作成することもできます。このフォルダの中には、マインクラフトのゲームルールやイベントを変更するJavaScriptファイルを入れます。JavaScriptファイルの名前は、自分で決めることができます。

マインクラフトでアドオンを使うには?

アドオンを作ったら、マインクラフトで使ってみましょう。アドオンを使うには、Resource PackとBehavior Packをインストールして、マインクラフトのワールドに適用する必要があります。

Resource PackとBehavior Packをインストールするには、フォルダごとに圧縮して、.mcpackという拡張子に変更します。圧縮したファイルをダブルクリックすると、マインクラフトが起動して、自動的にインストールされます。

Resource PackとBehavior Packをワールドに適用するには、マインクラフトのメニューから、ワールドの設定を開きます。ワールドの設定から、リソース パックとビヘイビア パックのタブを選びます。リソース パックのタブでは、インストールしたリソース パックを有効にします。ビヘイビア パックのタブでは、インストールしたビヘイビア パックを有効にします。

これで、アドオンを使えるようになりました。ワールドに入って、アドオンの効果を確認してみましょう。アドオンを作るのは難しそうですが、楽しくてやりがいのあることです。自分だけのオリジナルなアドオンを作って、マインクラフトをもっと楽しみましょう。