【PowerPoint】レーザーポインターで発表中に注目箇所を示す方法

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PowerPointの発表中に「この数値」「この図の右側」などを示したいときは、マウスをレーザーポインターに切り替えると、スライドを編集せずに視線を集めやすくなります。ここではMicrosoft 365のWindowsデスクトップ版PowerPointを中心に、スライドショー中のレーザーポインター、ペン、ポインター表示の扱いを整理します。Mac版でも近い機能がありますが、ボタン位置やショートカットが異なるため、画面の表示に合わせて確認してください。

レーザーポインターを使う前に確認すること

レーザーポインターは、スライド上に図形や線を追加する機能ではありません。発表中に一時的に注目箇所を示すための表示です。資料そのものを修正したい場合は、図形、矢印、強調用の枠などをスライド編集画面で入れておきます。

オンライン会議で画面共有する場合は、共有している画面がPowerPointのスライドショー表示になっているかを先に確認します。発表者ツールを使うと、発表者側の画面と参加者に見える画面が分かれることがあります。参加者へ見えている画面にポインターが出るか、短いテストで確認しておくと安心です。

スライドショー中にレーザーポインターを出す

Windows版では、スライドショーを開始してからレーザーポインターを使います。

  1. PowerPointで対象のプレゼンテーションを開きます。
  2. スライド ショータブから、最初からまたは現在のスライドからでスライドショーを開始します。
  3. Ctrlキーを押したまま、マウスの左ボタンを押してドラッグします。
  4. 注目してほしい文字、表、図形、グラフの近くをなぞるように動かします。
  5. 左ボタンとCtrlキーを離すと、通常の操作に戻ります。

ポイントは、先にCtrlキーを押してからマウスを動かすことです。マウスポインターを見せずにレーザーだけを見せたい場合も、Ctrlキーを押した状態で操作を始めます。発表のたびに線を描く必要はなく、話している場所を短く示す用途に向いています。

ペンボタンからポインターを切り替える

スライドショー中は、画面下部に表示されるペンのボタンからポインター関連の操作を選べます。表示位置は環境や表示方法で変わることがありますが、スライドショー画面の下部にマウスを移動すると出てくる操作ボタンを探します。

ペンのボタンでは、ポインターを自動表示にする、非表示にする、矢印として表示する、ペンで書き込む、ペンの色を選ぶ、といった操作を切り替えられます。レーザーポインターとペンは目的が違います。レーザーポインターは一時的に示すだけ、ペンはスライド上にインクの注釈を残すための機能です。

発表中に強調した内容をあとで残したい場合はペンを使います。ただし、終了時にインク注釈を保存するか確認される場合があります。資料を配布用としてきれいに保ちたいときは、保存する前に不要なインクが入っていないか確認してください。

レーザーポインターの色を変更する

レーザーポインターの既定色は赤です。スライドの背景色や図の色によって見えにくい場合は、緑や青に変更できます。

  1. PowerPointの編集画面でスライド ショータブを開きます。
  2. スライド ショーの設定を開きます。
  3. 設定画面のオプションから、レーザーポインターの色を選びます。
  4. OKで閉じ、スライドショーを開始して見え方を確認します。

背景が濃いスライドでは赤や緑が見えやすいことが多く、赤いグラフや赤い注記が多いスライドでは青のほうが区別しやすい場合があります。色は発表中の見やすさで選びます。印刷資料やPDFにはレーザーポインター自体は残らないため、配布物で強調を伝えたい箇所はスライド編集で別途整えてください。

ポインターが見えないときの確認点

レーザーポインターが出ないときは、まずスライドショー表示になっているか確認します。通常の編集画面では、Ctrlキーとドラッグだけでは発表用のレーザーポインターとして動作しません。

次に、マウス操作の順番を確認します。Ctrlキーを押しながら左ボタンを押してドラッグする必要があります。先にドラッグを始めてからCtrlキーを押すと、期待どおりに切り替わらないことがあります。

ポインター設定が非表示になっている場合もあります。スライドショー中のペンボタンから、ポインターの表示を自動または矢印に戻してから、再度レーザーポインターを試します。タッチパッドでは細かく動かしにくいことがあるため、本番ではマウスや発表用リモコンの操作感も確認しておくとよいでしょう。

記録するときはレーザーやインクの扱いに注意する

スライドショーをナレーションやタイミングと一緒に記録する場合、レーザーポインターやインクの操作も記録対象に含められます。あとで自動再生する教材や説明用ファイルを作るときは便利ですが、不要な動きまで残ると見づらくなります。

記録をやり直すと、同じスライドの以前のナレーション、インク、レーザーポインターの記録が置き換わることがあります。録音や記録を行う前にファイルを別名保存しておくと、元の資料を残したまま調整できます。

発表で使いやすくするコツ

レーザーポインターは、ずっと表示し続けるよりも、話の転換点や確認してほしい場所で短く使うほうが見やすくなります。表の行、グラフのピーク、図解の順番など、示したい場所を事前に決めておくと操作が安定します。

細かい文字を何度も指す必要があるスライドは、スライド自体を見直す合図です。発表中の操作で補うより、文字を大きくする、該当部分を拡大した別スライドを用意する、色や枠であらかじめ強調するほうが伝わりやすい場合があります。

本番前には、実際の表示環境でスライドショーを開始し、Ctrlキーとドラッグでレーザーポインターが出ること、色が背景に埋もれないこと、オンライン会議では共有先に表示されることを確認します。PowerPointのレーザーポインターは簡単な機能ですが、使う場面を絞ると発表中の説明を落ち着いて進めやすくなります。