2024年6月10日（月）、Appleは最新のデスクトップOS「macOS Sequoia」を発表しました。新バージョンは、iPhoneミラーリング、Safariの大幅アップデート、新しいゲーム体験、Apple Intelligenceを通じて、Macの生産性とユーザー体験を一新します。
ニュースのポイント
- iPhoneミラーリングにより、Macから直接iPhoneを操作可能
- Safariが大幅にアップデートされ、使いやすさが向上
- Apple Intelligenceにより、個別最適化されたインテリジェンス機能を提供
macOS Sequoia、新たな生産性とインテリジェンスを提供
Appleは、次期デスクトップオペレーティングシステム「macOS Sequoia」を発表しました。新機能の一つであるiPhoneミラーリングは、Macから直接iPhoneを操作できるようにし、デバイス間のシームレスな連携を実現します。ユーザーはMacのキーボードやトラックパッドを使用してiPhoneを操作でき、ファイルのドラッグ＆ドロップも可能です。
Safariも大幅にアップデートされ、情報検索がさらに簡単になりました。新しいハイライト機能により、ウェブページ上の情報を迅速に見つけることができます。また、再設計されたリーダー機能は、記事の要約や目次を提供し、読みやすさを向上させます。
ゲーム体験も進化します。新しいタイトル「アサシン クリード シャドウズ」や「Frostpunk 2」などが登場し、パーソナライズされた空間オーディオによって、より没入感のあるゲームプレイが可能になります。さらに、Apple Intelligenceはユーザーの日々のタスクをシンプルにし、効率的にこなせるよう支援します。特にMシリーズチップを搭載したMacでは、そのパフォーマンスを最大限に活用できます。
Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、クレイグ・フェデリギは、「macOS Sequoiaは、生産性とインテリジェンスを高め、ユーザーの作業を一変させる驚くべき新機能を提供します」と述べています。
macOS Sequoiaは、今秋の無料アップデートとして提供される予定です。