【PowerPoint】レーザーポインターでプレゼン中の視線を誘導する方法

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今回は、PowerPointのレーザーポインター機能を活用して、プレゼン中の視線をスムーズに誘導する方法を紹介します。

会議室のスクリーンやオンラインミーティングでプレゼンテーションを行うとき、「今スライドのどの部分を説明しているのか」を参加者に伝えるのは大切なポイントです。手持ちのレーザーポインターがなくても、PowerPointに標準搭載されている機能を使えば、マウスカーソルを目立つポインターに切り替えて、聞き手の視線を効果的に集めることができます。

レーザーポインターを起動する基本的な方法

スライドショーを実行している最中に、いつでも好きなタイミングでマウスカーソルをレーザーポインターに変更できます。

ショートカットキーで瞬時に切り替える

最も手軽で、プレゼンの流れを妨げないのがショートカットキーを使う方法です。
スライドショー実行中に、キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスの左ボタンをクリック(またはドラッグ)し続けます。ボタンを押している間だけ、画面上の矢印カーソルが赤い光の点(レーザーポインター)に変わります。指を離せば元の見えない状態に戻るため、強調したい箇所を指し示すときだけピンポイントで使うことができ、画面がチラついて見えるのを防げます。

メニューから常に表示させる

ポインターを押しっぱなしにするのが少し疲れる場合や、常にポインターを表示したままにしておきたい場合は、メニューからの設定が便利です。

  1. スライドショー実行中に画面の左下にマウスを移動させ、半透明のメニューアイコンを表示する(または画面上で右クリックする)
  2. ペンの形をした「ポインターオプション」のアイコンをクリックする
  3. メニューから「レーザーポインター」を選択する

これで、クリックしていなくても常にマウスカーソルがレーザーポインターの状態になります。元の矢印カーソルに戻したい場合は、同じメニューから「矢印」を選び直すか、キーボードの「Esc」キーを1回押すだけで解除されます。

レーザーポインターの色を変更する

標準設定では、レーザーポインターの色は「赤色」になっています。しかし、スライドの背景が赤やオレンジなどの暖色系だったり、図解に赤い線を多く使っていたりすると、ポインターの光が同化して見えにくくなってしまうことがあります。そのようなときは、ポインターの色を変更すると見やすくなります。

色の変更手順

色の設定は、スライドショーを始める前に準備しておく必要があります。

  1. 画面上部の「スライドショー」タブを開く
  2. 「設定」グループの中にある「スライドショーの設定」をクリックする
  3. 開いたウィンドウの左下あたりにある「レーザーポインターの色」のプルダウンメニューを開く
  4. 赤、緑、青の3色から、スライドの配色に合わせて見やすい色を選ぶ
  5. 「OK」をクリックして設定を保存する

少し暗めのスライドには明るい緑色がよく映え、青空などの写真が背景の場合は赤や緑を選ぶなど、スライドのデザインに合わせて調整しておくのがおすすめです。

オンライン会議でのちょっとした工夫

ZoomやTeamsなどのWeb会議ツールで画面共有をしてプレゼンを行う場合、物理的なレーザーポインター(手に持つタイプのもの)は参加者の画面には映りません。そのため、オンラインでのプレゼンでは、このPowerPoint内蔵のレーザーポインター機能が必須のテクニックとなります。

動かし方のコツ

オンライン会議では、通信の状況によって画面の動きにわずかな遅れ(タイムラグ)が生じることがあります。ポインターを素早くグルグルと回してしまうと、参加者の画面ではポインターが飛んで見えたり、軌跡が追えなくなったりして、かえって混乱を招く原因になります。
ポインターを使うときは、「ここです」とゆっくり指し示し、少し長めにその場所に留めておくのがコツです。ゆったりとした動きを心がけることで、オンライン越しの相手にも説明の意図がしっかりと伝わりやすくなります。

まとめ

PowerPointのレーザーポインター機能は、特別な機器を用意しなくても、プレゼンの説得力を高められる便利なツールです。
「Ctrl」キーと左クリックの組み合わせを覚えておくだけで、対面でもオンラインでも、聞き手の視線を迷わせることなくスムーズに説明を進められます。スライドの色に合わせたポインターのカラー変更なども取り入れながら、伝わりやすいプレゼンテーションの工夫として活用してみてはいかがでしょうか。