【Excel】エクセルの購入方法や種類別の価格を比較

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今回は、EXCEL(エクセル)の購入方法や種類別の価格を比較し、ご自身に合ったEXCELを選ぶ方法を解説します。

Excelの購入方法と種類

Excelを購入するには、大きく分けて3つの方法があります。それぞれの特徴と価格を見ていきます。

1. Excel単体で購入する(永続版)

Excelだけを必要としている場合は、Excel単体で購入することができます。これは「永続版」または「買い切り版」と呼ばれるもので、一度購入すれば追加費用なしで長期間使用できます。最新バージョンは「Excel 2024」で、Windows・Mac両対応で2台までインストール可能です。

Excel 2024単体の価格は22,370円(税込)となっています(MMicrosoft公式サイト)。Amazonなどのオンラインストアでは「オンラインコード版」が最も手軽で、多くの場合は最安値で購入できます。購入後すぐにダウンロードしてインストールが可能です。

2. Office 2024として購入する(永続版)

Word、PowerPointなど他のOfficeソフトも必要な場合は、Office 2024の永続版を購入するのがお得です。Office 2024には主に2種類のエディションがあります。

  • Office Home 2024:Word、Excel、PowerPoint、OneNoteが含まれたパッケージ。価格は34,480円(税込)。
  • Office Home & Business 2024:上記に加えてOutlookも含まれたパッケージ。価格は43,980円(税込)。

これらも同様に、Windows・Mac両対応で2台までインストール可能です。永続版のサポート期限は2029年10月までとなっています。

3. Microsoft 365として契約する(サブスクリプション版)

最新機能を常に利用したい方や、複数デバイスで使いたい方には、サブスクリプション型の「Microsoft 365」がおすすめです。Microsoft 365では、Excel、Word、PowerPointなどの最新のOfficeアプリに加えて、1TBのクラウドストレージ(OneDrive)やAI機能(Copilot)なども利用できます。

個人向けには主に以下のプランがあります:

  • Microsoft 365 Personal:年間21,300円(税込)、または月額2,130円(税込)。5台のデバイスで同時に使用可能。

2025年1月に価格改定が行われ、AI機能(Copilot)が標準で統合されたことにより、従来より値上げされています。

どの購入方法が最適?比較ポイント

自分に最適なExcel購入方法を選ぶには、以下のポイントを比較するとよいでしょう。

コスト面での比較

長期間(3年以上)使う予定なら、永続版(Excel単体またはOffice 2024)の方がコスト的にお得です。例えば、Microsoft 365 Personalを3年間契約すると約63,900円になりますが、Excel 2024単体なら22,325円、Office Home 2024なら34,480円で済みます。

一方、短期間だけ使用する場合や、常に最新機能が必要な場合はMicrosoft 365の方が適しています。

必要なアプリケーション

必要なアプリケーションによっても最適な選択肢は変わります。

  • Excelだけ必要:Excel 2024単体がお得
  • Excel、Word、PowerPointが必要:Office Home 2024がお得
  • 上記にOutlookも必要:Office Home & Business 2024がお得
  • 最新機能やクラウドサービスも必要:Microsoft 365がお得

機能面での比較

永続版のExcel 2024にも十分な機能がありますが、最新のAI機能(Copilot)などは含まれていません。Microsoft 365ではクラウドサービスやCopilotなどのAI機能が利用でき、定期的な機能アップデートも受けられます。

また、永続版は2台までのインストールに制限されていますが、Microsoft 365は最大5台のデバイスで同時に使用できます。

Excelを安く購入する方法

Excelをできるだけ安く購入したい場合は、以下の方法を検討してみましょう。

オンラインコード版を選ぶ

POSAカード版(店頭で販売されている実物のカード)よりも、Amazonなどで販売されているオンラインコード版の方が一般的に安価です。2025年8月現在、Excel 2024のオンラインコード版はAmazonで22,370円で販売されています(2025/08/07現在はMicrosoft公式サイトと同じ価格だが、Amazonは1%のポイント還元あり)。

セール時期を狙う

Amazonや楽天市場などのオンラインショップでは、定期的にセールが行われています。特に楽天市場ではポイント還元セールなどを利用すると、実質的な購入価格を下げることができます。

学生・教職員向け特別プラン

学生や教職員の方は、「Office 365 Education」という特別プランが利用できる場合があります。所属する教育機関によって条件が異なりますので、詳細は各教育機関に確認してみてください。

Excel無料版について

予算に余裕がない場合や、基本的な機能だけで十分という方は、無料でExcelを使用する方法もあります。

Web用Excel(Excel for the web)

Microsoftは「Web用Excel」という無料のオンラインバージョンを提供しています。Microsoftアカウントを作成すれば、ウェブブラウザ上でExcelの基本機能を無料で使用できます。ただし、高度な機能は制限されています。

Microsoft 365の体験版

Microsoft 365には1ヶ月間の無料体験版があります。短期間だけExcelを使用したい場合は、この体験版を利用するのも一つの方法です。ただし、体験期間終了後は自動的に有料契約に移行するため、注意が必要です(体験期間終了前に解約をする必要があります)。

まとめ:自分に合ったExcelの選び方

当記事では、Excelの購入方法や価格について解説しました。
最適な選択は個人の利用状況によって異なります。
以下の選択肢を参考にしてみてください。

  • Excelだけを長期間使いたい:Excel 2024単体(22,370円)
  • Word、PowerPointなども使いたい:Office Home 2024(34,480円)
  • ビジネス用途でOutlookも必要:Office Home & Business 2024(43,980円)
  • 最新機能や複数デバイスでの利用が必要:Microsoft 365 Personal(年間21,300円、月額2,130円)
  • 無料で基本機能だけ使いたい:Web用Excel

Excel 2024の永続版は2029年10月までサポートされますので、長期的な視点で考えると、一度購入すれば約5年間は安心して使えます。
一方、常に最新機能を使いたい方や、複数のデバイスで利用する方は、Microsoft 365のサブスクリプションが便利です。