【Word】両面印刷で用紙の裏表に印刷する方法

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Wordで資料を印刷するとき、ページ数が多い文書は両面印刷にすると用紙を減らせます。ただし、設定を見落とすと片面で出力されたり、手動で裏面を印刷するときにページの向きが逆になったりすることがあります。ここでは、Microsoft 365のWindowsデスクトップ版Wordを前提に、プリンターが自動両面印刷に対応しているかを確認し、用紙の裏表へ印刷する流れを整理します。

両面印刷の前に確認すること

両面印刷はWordだけで完結する設定ではなく、使用するプリンターの機能にも影響されます。同じWord文書でも、選択しているプリンターによって、印刷画面に表示される項目が変わることがあります。まずはプリンターが自動両面印刷に対応しているか、プリンターの説明書やメーカー情報で確認しておきます。
Wordの印刷画面でも、対応状況をある程度確認できます。文書を開いた状態でファイル印刷の順に進み、プリンターを選びます。設定欄で片面印刷を開いたときに両面印刷の項目が出る場合は、そのプリンターで両面印刷を選べる状態です。表示されない場合は、プリンターが対応していない、別のプリンターが選ばれている、またはドライバー側の設定が反映されていない可能性があります。
印刷する前には、文書を保存してからプレビューを確認します。ページ番号、余白、ヘッダー、フッター、表や画像の位置がずれていないかを見ておくと、紙に出した後のやり直しを減らせます。特に両面印刷では、1ページ目と2ページ目が表裏で組み合わさるため、ページの順番も大切です。

自動両面印刷を設定する手順

プリンターが自動両面印刷に対応している場合は、Wordの印刷画面から設定できます。

  1. 両面印刷したいWord文書を開きます。
  2. ファイルを選び、印刷を開きます。
  3. プリンターで使用するプリンターを選びます。
  4. 設定にある片面印刷を開きます。
  5. 表示された候補から、両面印刷の項目を選びます。
  6. プレビューでページ数と内容を確認し、問題がなければ印刷を選びます。

両面印刷の項目には、長辺とじ、短辺とじのような向きの違いが表示されることがあります。縦向きの文書を冊子のように左右へめくるなら長辺とじ、上へめくる資料にしたいなら短辺とじが合うことが多いです。名称はプリンターやドライバーによって異なる場合があるため、最初は数ページだけで試し刷りをすると安心です。

とじ方向を間違えやすい場面

横向きページが混ざる文書、表紙だけ向きが違う文書、余白にとじしろを入れている文書では、想定しためくり方と印刷結果がずれることがあります。いきなり全ページを印刷せず、1から4ページ程度で確認します。表裏の上下がそろっているか、奇数ページと偶数ページの組み合わせが自然かを見てから本番印刷に進みます。
また、プリンターを変更すると、両面印刷の選択肢や既定値が変わることがあります。前回うまく印刷できた文書でも、別のプリンターを使うときは印刷画面を見直しましょう。

自動両面印刷が使えない場合

プリンターが自動両面印刷に対応していない場合でも、Wordでは手動で裏面を印刷する方法を選べることがあります。印刷画面で片面印刷を開き、両面に手動で印刷を選びます。片面の印刷が終わると、用紙を裏返して給紙トレイへ戻すよう案内が出ます。その案内に従って、残りの面を印刷します。
手動両面印刷では、用紙をどちら向きに戻すかがプリンターによって異なります。ここを推測で進めると、裏面が上下逆になったり、ページ順が乱れたりします。初めて使うプリンターでは、短い文書やテスト用の2ページ文書で、用紙の向きと裏返し方を確認してから本番の文書を印刷します。

奇数ページと偶数ページを分けて印刷する方法

手動両面印刷の選択肢がうまく使えない場合は、奇数ページと偶数ページを分けて印刷する方法もあります。先にすべてのページを印刷の設定から奇数ページだけを印刷し、用紙を戻してから偶数ページだけを印刷します。この方法も、用紙を戻す向きが重要です。ページ順が逆にならないよう、少ない枚数で確認してから全体を印刷します。
文書に空白ページが含まれている場合や、表紙を片面にしたい場合は、奇数ページと偶数ページの組み合わせが変わります。表紙を別に印刷する、本文だけをページ範囲で指定するなど、目的に合わせて範囲を分けると失敗を防ぎやすくなります。

印刷プレビューで見るポイント

Wordの印刷画面では、印刷前に各ページのプレビューを確認できます。ページ下部の矢印で前後のページを移動し、文字が小さすぎないか、ページの途中で表が切れていないか、ヘッダーやフッターが意図した位置にあるかを確認します。必要に応じてズームを使うと細部を見やすくなります。
両面印刷では、プレビュー上のページ順と紙の表裏の関係を意識します。1ページ目の裏が2ページ目、3ページ目の裏が4ページ目になるため、章の区切りや表紙の後に空白ページを入れるかどうかも確認します。見開きで読ませたい文書では、奇数ページと偶数ページの位置が大切です。
コメントや変更履歴が残っている文書では、印刷設定によってそれらが出力される場合があります。配布用の文書では、校閲タブの表示状態や印刷設定を確認し、必要な内容だけが印刷されるようにします。

うまく両面印刷できないときの確認

両面印刷の項目が見つからない場合は、まず選択中のプリンターを確認します。別のプリンターやPDF出力が選ばれていると、目的の設定が出ないことがあります。プリンターを選び直しても表示されない場合は、プリンター側が自動両面印刷に対応しているか、ドライバーが正しく入っているかを確認します。
裏面の向きが逆になる場合は、とじ方向を変えて試します。長辺とじと短辺とじの違いは、紙をめくる方向に関わります。横向き資料では感覚が逆になりやすいため、テスト印刷で確認するのが確実です。
手動両面印刷でページ順が崩れる場合は、用紙を戻す向きと、奇数ページ・偶数ページの印刷順を見直します。プリンターによって、印刷面が上向きで排紙されるか下向きで排紙されるかが異なります。最初に小さなテストを行い、正しい戻し方をメモしておくと、次回から迷いにくくなります。

まとめ

Wordの両面印刷は、ファイル印刷から設定します。自動両面印刷に対応したプリンターなら、印刷設定で両面印刷を選び、とじ方向を確認してから出力します。対応していないプリンターでは、手動両面印刷や奇数ページ・偶数ページの分割印刷を使います。
本番印刷の前には、文書を保存し、印刷プレビューと少量のテスト印刷でページ順、表裏の向き、とじ方向を確認しましょう。特に長い文書では、最初に設定を確かめておくことが、用紙と時間の無駄を減らす近道です。