【Excel】ショートカットメニューで作業効率を上げる方法

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今回は、Excelのショートカットメニューを使って、日常作業の効率を上げる方法を紹介します。

右クリックメニューはよく使う操作の近道になる

Excelでは、セルや行、列、シート見出しを右クリックすると、操作対象に応じたメニューが表示されます。これがショートカットメニューです。リボンを探さなくても、挿入、削除、コピー、貼り付け、書式設定などにすぐアクセスできます。
作業中の対象に合わせて必要な項目が出るため、慣れると移動の少ない操作ができます。右クリックは単なる補助操作ではなく、編集作業の入口として使える機能です。

セルの右クリックで使える操作

セルを右クリックすると、コピー、切り取り、貼り付け、挿入、削除、セルの書式設定などが使えます。値貼り付けや書式貼り付けのアイコンも表示されるため、貼り付け形式を選びやすくなります。
よく使う場面は次の通りです。

  • コピーした値だけを貼り付ける
  • セルの書式設定を開く
  • コメントやメモを追加する
  • ハイパーリンクを設定する
  • 挿入や削除でセルをずらす

数式を値に変えたいときは、コピー後に右クリックして値貼り付けを選ぶと手早く処理できます。書式を残したいのか、値だけ必要なのかを確認してから貼り付け形式を選びます。

行と列の操作を早くする

行番号や列番号を右クリックすると、行や列の挿入、削除、非表示、再表示、幅や高さの調整などができます。表の構成を整えるときに便利です。
行を追加したい場合は、追加したい位置の行番号を右クリックし、「挿入」を選びます。列を追加したい場合も同様に、列番号を右クリックします。表の途中に項目を増やすときは、対象範囲を確認してから操作します。
非表示にした行や列を戻したい場合は、前後の行または列を選択して右クリックし、「再表示」を選びます。非表示範囲があるブックでは、重要なデータが隠れていないか確認する習慣を付けると安心です。

シート見出しの右クリックを活用する

シート見出しを右クリックすると、シートの挿入、削除、名前の変更、移動またはコピー、見出しの色変更などができます。複数シートを扱うブックでは、このメニューが役立ちます。
月別シートを作る場合は、既存シートを右クリックして「移動またはコピー」を選び、コピーを作成します。レイアウトや数式を引き継げるため、同じ形式のシートを作るときに向いています。
ただし、コピーしたシートには前月のデータやリンクが残ることがあります。コピー後は、入力値、シート名、参照先を確認します。

テーブルやピボットテーブルでも内容が変わる

Excelのショートカットメニューは、選んでいる対象によって内容が変わります。テーブル内ではテーブルの行や列に関する操作、ピボットテーブル内ではフィールドや更新に関する操作が出ます。
たとえば、ピボットテーブルを右クリックすると、更新、フィールドの設定、値の表示形式などにアクセスできます。リボン上の場所を探すよりも、対象を右クリックするほうが早い場面があります。
対象ごとにメニューが変わることを知っておくと、操作を探しやすくなります。何かを編集したいときは、まず対象を右クリックして、使える操作を確認するのもよい方法です。

誤操作を防ぐ使い方

ショートカットメニューは便利ですが、削除や切り取りなど影響の大きい操作も近くにあります。作業前に選択範囲を確認することが大切です。
特に行や列を削除するときは、セル単位の削除なのか、行全体や列全体の削除なのかを確認します。フィルター中の表では、表示されている行だけを操作したいのか、非表示行も含むのかにも注意します。
安全に使うための確認点は次の通りです。

  • 選択範囲が意図した範囲か
  • 削除ではなく非表示で足りるか
  • 貼り付け形式が目的に合っているか
  • コピーしたシートに古い値が残っていないか

まとめ

Excelのショートカットメニューは、セル、行、列、シート見出しなど、選択対象に応じてよく使う操作を表示します。右クリックから操作すれば、リボンを探す手間を減らせます。
ポイントは、対象を正しく選んでからメニューを開くことです。貼り付け形式、行列操作、シートコピーなどを使い分ければ、日常のExcel作業を進めやすくなります。