【Word】読み上げ機能で音声を活用した文章チェック

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今回は、Wordの読み上げ機能を活用して、音声で文章をチェックする方法を紹介します。

文章を作成したあと、何度見直しても誤字や脱字を見落としてしまうことがあるかもしれません。そのような場面で役立つのが、Wordに標準搭載されている「音声読み上げ」機能です。自分が書いた文章をパソコンに読ませることで、目視だけでは気づきにくい違和感を発見しやすくなります。

読み上げ機能の基本的な使い方

Wordで文章を読み上げてもらう手順はシンプルです。リボンメニューから数回のクリックで開始できます。

メニューから起動する手順

  1. 画面上部の「校閲」タブを開く
  2. 「音声読み上げ」のアイコンをクリックする

これだけで、カーソルがある位置から自動的に文章の読み上げが始まります。画面の右上に小さな操作パネルが表示され、再生や一時停止、前後の段落への移動が可能です。

ショートカットキーを活用する

マウスの操作を減らしたい場合は、ショートカットキーを利用するとスムーズです。
「Ctrl」+「Alt」+「Space」キーを同時に押すと、すぐに読み上げが開始されます。文章を書き終えた直後に、キーボードから手を離さずに確認作業へ移れるため、作業のリズムを崩さずに済みます。

読み上げ設定を調整するヒント

パソコンの音声は、初期設定のままでも聞き取れますが、自分の好みに合わせて調整すると、より快適に校正を進められます。

読み上げ速度の変更

操作パネルにある「設定(歯車のアイコン)」を開くと、読み上げの速度を調整するスライダーが表示されます。
文章全体の流れやリズムを確認したいときは少し速めに設定し、誤字脱字や助詞の連続(「の」が多すぎるなど)を丁寧にチェックしたいときは、遅めに設定するのがおすすめです。目的によって速度を変えることで、確認の精度が高まります。

音声の種類を選ぶ

同じく設定画面から、読み上げる音声の種類(男性の声や女性の声など)を変更できます。長時間聞き続けると耳が疲れることもあるため、自分が一番聞き取りやすく、リラックスできる声を選ぶとよいでしょう。

音声読み上げを活用するメリットとコツ

目視による確認に加えて、聴覚を使った確認を取り入れると、文章のクオリティを高める手助けになります。

「てにをは」の不自然さに気づく

目で文章を読んでいると、脳が自動的に文字を補完してしまい、助詞の抜けや間違いをスルーしてしまうことがあります。音で聞くことで、「〜を、〜が」といった接続の不自然さが耳に引っかかりやすくなります。

客観的な視点を持てる

自分で書いた文章は、意図が頭の中にあるため、他人が読んだときに伝わりにくい表現になっていても気づきにくい傾向があります。機械的な音声で読み上げてもらうと、まるで他人が書いた文章のように客観的に受け取ることができ、わかりにくい文や長すぎる一文を見つけるヒントになります。

画面から目を離して休憩できる

長時間の入力作業で目が疲れているとき、読み上げ機能を使えば、目を閉じたままや、画面から視線を外した状態で文章の確認ができます。ちょっとしたリフレッシュも兼ねて校正を行えるため、体への負担を減らすことにもつながります。

まとめ

Wordの読み上げ機能は、特別な準備なしで手軽に使える便利なツールです。
目視でのチェックに加えて音声での確認を挟むことで、文章の完成度を高めるサポートをしてくれます。ショートカットキーでの起動や速度調整などを組み合わせながら、毎日の文章作成や推敲のプロセスに取り入れてみてはいかがでしょうか。